2022年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

環境, 持続可能な生産と消費, 健康, 食育

・当園は「健康で心豊かな子」を保育目標に掲げ、四季折々の自然の中で五感を使って沢山遊び、自ら考え、学ぶ力を育む保育を実践している。ユネスコスクールが重点的に取り組む3つの分野を通して持続可能な環境教育を目標として取り組んでいる。スウェーデン発祥の自然環境教育プログラムである「森のムッレ教室」を乳幼児教育に取り入れる「森のムッレ協会新潟」の加盟園として自然の循環を学んでいる。①園庭・農道での自然遊び  園舎の周りは田んぼに囲まれ、農道には四季折々の草花が咲き、カエル、ザリガニ、とんぼ、バッタなど様々な動植物に触れて遊ぶ。木々の芽吹きや落ち葉などから季節の移り変わりを感じ、生き物の飼育からは命の尊さを学んだ。②  食育体験を通して  トマトやピーマン、さつま芋、大根などを栽培し水やり草取りなど世話をすることで苗が育ち花が咲き実がなっていく過程を観察した。また、リンゴの受粉体験では「蜂のお手伝い」と植物と昆虫の関係を知ることができた。収穫した野菜は給食やおやつでいただき、自然の恵みに感謝できた。③自分たちの住んでいる環境を守る  森のムッレ教室のプログラムで「ごみを捨てない」という約束のもと、園外に散歩に出かけるときはごみ袋を持ち歩き、空き缶やお菓子の袋などを進んで拾っている。春には、園庭の土の中に野菜の皮やバナナの皮、空き缶やビニール袋を埋め秋に掘り出した時にどうなっているかを体験し、土に還るものとそのままの形で残るものを知りごみを捨ててはいけないことを実感できた。「土壌」を守ることが再生可能な地球を守ることにつながるという意識を育てる良い機会になっている。6月、園庭に芝の苗を植栽し、芝が育っていく様子を観察した。10月、芝が園庭一面に広がり緑の絨毯のようになると裸足で芝生の感触を味わい、座ったり寝転んだりしていた。

 

来年度の活動計画

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・令和5年度も「健康で心豊かな子」を保育目標に自然の中で五感を使って沢山遊び、自ら考え学ぶ力を育む保育を実践する。(0歳児~5歳児)年長児は、年間を通して「森のムッレ教室」のプログラムを進めていく。季節の移り変わりから、自然の循環を学び、持続可能な土壌を作るにはどうしたらよいか考える。鮭の稚魚の放流、遡上を見学したり体験したりすることで地域の方と触れ合い、より地域に愛着を持つ。食育を通して、栽培、収穫を体験し自然の大切さを感じる。