2021年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

エネルギー, 環境, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 平和, 人権, 持続可能な生産と消費

本校は、『うぐいす運動』「美しく(う)、グリーン(ぐ)、いっぱい(い)、進んで奉仕(す)」をテーマに、環境美化活動と地域貢献活動を通して、時代に適応した持続可能な社会を担う能力の育成を目指すことを目標として活動している。具体的には、①環境美化活動、②交通安全啓発活動、③福祉活動を行った。また、学校運営協議会の協力を得て、学校単独の活動から学校と地域とが共に行う活動になるように進めていった。

① 環境美化に係わる活動

本校に隣接する河川敷を会場として行われる納涼花火大会や秋祭りの後に、河川敷清掃を行っている。今年度は昨年度に続き、新型コロナウィルス  感染対策のため、花火大会や秋祭りが中止となったため、実施することができなかった。

② 交通安全の啓発に関わる活動

新居浜警察署、交通安全協会、東中学校運営協議会、PTAなどの諸団体の方々と共に、校区内の県道や小売店の駐車場で安全運転を呼び掛けている。今年度は御守りを手作りし、公民館などの公共の施設に配布し、利用者に持って帰ってもらった。地域の方からは、「毎年、この御守りを楽しみにしています。」との声をいただいた。

③ 福祉に関わる活動

夏休み前に福祉委員会が中心となって参加者を募り、地域の福祉施設に出向き、入居者の方々と交流を行っている。今年度は、新型コロナウィルス感染対策のため、実施できておらず、代わりに花を育て、施設に渡す計画を立てている。

④ 人権問題に関わる学習

本校では、有志による国立療養所「大島青松園」訪問を行っている。そして、ハンセン病問題で学んだことや大島青松園訪問の感想を参観日等で発表し、この問題の解決に向けて「わたしたちにできること」は何かを訴えている。今年度は新型コロナウィルス感染対策のため、実施できていない。

来年度の活動計画

本校の従来からの活動である「うぐいす運動」を新型コロナウィルス感染症対策に留意しながら継続していくと共に、各種団体との協働を、特に学校運営協議会の協力を積極的に仰ぎ、連携・協働を一層進め、地域の活動へ広げていく。そして、生徒と地域の方々との交流する機会を増やし、生徒のコミュニケーション能力の育成と自己有用感の獲得の場にしていく。また、各活動の目標を明確にし、活動の意義を知らせる生徒集会等を設ける。