2018年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

環境, 国際理解, 世界遺産・地域の文化財等, 食育

本校は,「つながり 考え 高める 子」を中学校区テーマとして,ESDの実践を通して,人・社会・自然と自分とのつながりに関心を持ち,課題を見つけ・調べ,学んだことを活用する力の育成を目標とした。
具体的には,環境・食育,国際理解を柱に,①地域に係わる学習②諸外国の子どもに係わる学習を通して,地域を守り続ける方法を考え・実践しようとする力,視野を広げ,生き方を振り返り他者とよりよく生きようとする力の育成を目指した。
①地域に係わる学習
3年生「藤田のたからものを見つけよう」では,5月の地域の方と行う水辺の学校を通して,環境保全のために生き物が互いにかかわっていることや地域の方が用水の水の浄化のための活動をされていることを学習した。また,地域の方の協力の下,大豆を育て・豆腐作りをすることができた。10月の地域の方や保護者と行う食べ物マップ探検では,藤田の自然・食べ物の豊富さを知ることが出来た。各活動を通して,「藤田のたからものは,自然・食べ物・人である。」ことに気付き,地域を大切にしようとする児童の育成に努めた。

②諸外国の子どもに係わる学習
6年生「地球再発見プロジェクト」では,書物等を介してフェアートレードについて知り,世界の子ども達と自分の生活や幸福感の違いを感じ,世界の子ども達が抱える児童労働・貧困の問題について,各自テーマを決め,調べ学習に取り組んだ。相手意識が持ちにくいことが昨年までの課題であったため,今年度は,近隣の小学校が取り組む募金活動に参加することで,相手意識を持ちながら活動し,児童の思いに沿った学習を進めることができた。各活動を通して,自分たちの生き方を振り返り他者とよりよく生きようとする児童の育成に努めた。

来年度の活動計画

「つながり 考え 高める 子」を中学校区テーマとして,ESDの実践を通して,人・社会・自然と自分とのつながりに関心を持ち,課題を見つけ・調べ,学んだことを活用する力の育成を目標とする。環境・食育,国際理解を柱に,地域・諸外国の子どもに係わる学習を通して,地域を守り続ける方法を考え・実践し,視野を広げ・生き方を振り返り他者とよりよく生きようとする力が育つよう学習を行う。