2019年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

生物多様性, 海洋, 減災・防災, 気候変動, エネルギー, 環境, 文化多様性, 世界遺産・地域の文化財等, 国際理解, 平和, 人権, ジェンダー平等, 福祉, 持続可能な生産と消費, その他の関連分野

本校は、2012年よりユネスコスクールに登録しておりこれまで①国際理解教育、②道徳教育、③理数教育、④進路教育、⑤大学との連携を軸に活動を行って参りました。特に学外では生徒たちが日々の教室での学習を超えた学びを得るために、県内外の高校、大学との情報交換や共同学習を積極的に行っております。これらを通じて生徒が校訓である「明朗・真剣・練磨」の精神を実生活に生かし、実践できる力を養うことを目標として活動を行っております。以下に国際交理解教育の一例を掲載いたします。

〇Clarkston 高校受入
アメリカミシガン州のクラークストン高校から生徒18名、引率教員2名を招き、本校授業への参加、プレゼンテーション及びホームステイを体験してもらいました。年度末には、本校生徒15名が、米国クラークストン高校に訪問します。この交流プログラムは本年で20年を迎えました。今後も、生徒の交際交流、国際理解の良い機会としたいと考えています。

〇千葉大学留学生交流会
県のグローバル人材プロジェクトの一環で、千葉大の留学生5名(シンガポール、フィリピン、グアテマラ、マダガスカル、ガボン)を講師として招き、交流会を開きました。各国に関するプレゼンテーションだけでなく、伝統的なダンス等の生徒参加型の活動もあり、楽しく異文化を学び体験することができました。各発表後には英語で質問をする生徒の姿も見られ、学びが深まる大変有意義な時間になりました。留学生を通じてその国を正しく理解し、異文化に対する興味・関心を高め、英語学習の動機付けになったことと思います。

①国際理解教育…英語学習の動機付け
近隣高校や大学との連携、発信力育成のため
平成30年度
・12月 ブリティッシュヒルズ英国疑似体験プログラム
(2泊3日、生徒91名、引率3名)
グローバル人材プロジェクト千葉大学留学生交流会
(留学生5名、生徒122名、他校生徒8名)
・1月  千葉県国際交流事業マレーシア派遣成果発表会
・2月  千葉大学教育学部ESD事業主催
「人間力を育む千葉ESDの地域展開」成果発表会
・3月  国際交流(米国・豪州ホームステイプログラム)
令和元年度
・7月  国際交流発表会(留学生10名、本校生物部、化学部)
米国ミシガン州クラークストン高校生徒受け入れ
(留学生18名、引率2名)
・8月  第2回全国高校教育模擬国連大会参加(生徒3名)
カンボジアスタディツアー(2年生1名)
千葉県国際交流事業マレーシア派遣(1年生5名)
・10月 千葉大学国際研究発表会での英語発表
(生物部、化学部)

②道徳教育…発信力育成、自己理解、他社理解のため
・パネルディスカッションの実施(総合的な学習の時間)
・道徳教材を使った道徳教育
・フェアトレードマカロン・ドライフルーツの販売(利益は千葉義援金として寄付)
・フェアトレードチョコレート販売(文化祭、バレンタイン、利益は全額寄付)
・小論文指導、外部添削(1、2学年)
・社会福祉施設での地域交流会
(吹奏楽部、ジャグリング同好会)
・近隣保育所でのクリスマスボランティア
(マンドリン楽部、ジャグリング同好会、JRC同好会)

③理数教育
・東雲研究会…有志の生徒や教員で様々な講座やセミナーに参
加し、理数に関する各々の研究テーマについて学んでいる。
・千葉大学高校生理科研究発表会への参加
・かずさDNA研究所出前講座)
・サイエンスセミナー
東京大学「薬学部講座」
東京工業大学「放射線講座」
千葉大学真菌医学研究センター「医学講座」
科学の甲子園千葉県大会
・千葉県高等学校文化連盟科学研究発表会

④進路教育
・各種インターンシップ
(生命医療の世界、司法の世界、幼稚園実習)
・職業体験(看護、保育)

⑤近隣大学との連携
・基礎教養講座…大学で開講する授業を半年間受講して
単位を認定してもらえる。千葉大学教育学部の教員による
のべ14回の出張講座。
AI化の進展による社会と労働の変化、現代の教育改革等)
High school On Campus(HOC)
千葉大学による高大連携授業

来年度の活動計画

来年度も今年度同様、ESD部会の一員として他のユネスコスクールと連携するとともに、高大の連携も行いたいと考えています。校内では①国際理解教育、②道徳教育、③理数教育、④進路教育、⑤近隣大学との連携を軸に多岐にわたる活動を行う予定です。

〇次年度の活動について
4月 新入生歓迎会
6月 総会
9月 文化祭での社会貢献活動
11月 秋季教育研修会
2月 成果発表会