2018年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

減災・防災, 国際理解, 福祉, 健康

本校は、「Think Globally, Act Locally」を活動の理念として、ESDを本校が到達すべき教育目標に位置付けている。

 具体的には、世界に目を向け国際的視野を広げる教育、地域社会との交流を柱に、
①地域社会との交流に係わる活動、②国際的視野を広げる教育、③幼児・児童教育に係わる取組みを行っている。

①   地域社会との交流に係わる活動

本校は、市川市に位置しており、市川市ユネスコ協会と関わりを持ってユネスコスクールの活動に取り組んでいる。書き損じハガキの回収を3学期に実施している。吹奏楽部やバトントワリング部は、地域のイベントに参加している。

②   国際的視野を広げる教育

本校は、海外修学旅行を実施しており、ここ数年の行き先は台湾である。台湾では、現地の姉妹校を訪問し、交流活動を行った。1年生対象の事前学習では池袋にある日本語学校のメロス学院の台湾からの留学生に来てもらい、台湾の生活習慣や中国語を教えてもらう予定である。また1学期にはアメリカからの2名の高校生を受け入れ、8月には市川市の姉妹都市であるインドネシアのメダン市青少年団を受け入れた。また12月には姉妹校である新店高級中学が本校を訪れ、生徒と交流した。

③   幼児・児童教育に係わる取組み

家庭科の授業では。2学期にふれあい交流として、来校した近隣の乳幼児とその保護者と交流する機会を設けている。また、夏休みには近隣の小学校の寺子屋教室で生徒が小学生の学習を支援している。

来年度の活動計画

2学年で実施をする台湾修学旅行の準備、実施そして事後指導に2学年を中心に取り組んでいきたい。メロス学院の台湾からの留学生には事前学習で協力してもらうことを予定している。1学期にはアメリカからの高校生の短期留学の受け入れをしたい。2学期には、海外で働いたことのある元企業人の方をお招きするディレクトフォースを総合学習の時間に実施をしたい。地域社会との関わりでは、近隣の小学校で実施される寺子屋教室に生徒を参加させたい。これは高校生が小学生の学びを手助けする活動である。吹奏楽部、バトントワリング部は、来年度も地域のイベントに参加して活動を披露することを予定している。演劇部や図書委員会は幼稚園などで絵本の読み聞かせを行いたい。家庭科の授業では、乳幼児とのふれあい交流を実施する予定であえる。平成30年度は、タイの理系大学の研修に生徒3名が参加したが、今後もこのような機会に積極的に参加をしたい。