2020年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

文化多様性, 世界遺産・地域の文化財等

3年生では、地域に伝わる獅子舞の学習を通して、地域の文化の継承・発展に力を注いだ。

 

昨年度、本校の創立80周年を記念して獅子舞の披露があり、そこで興味・関心をもった児童も多く、歴史や種類を調べたり、現在どんな形で受け継がれているかを調べた。実際に保存会の方に起こしいただき、話を聞くことで、より身近に感じるとともに、自分たちの地域にこんな伝統が受け継がれているということを改めて知る機会となり、地元を愛する思いをさらに強めることができた。

 

 

 

4年生では、地域につたわるみのり太鼓の学習を毎年行っている。地域の方に太鼓の指導に来ていただき、4年生が受け継いでいく伝統ができあがっている。本来は1年生を迎える会、6年生を送る会といった行事の場で披露する機会があったが、今年度はコロナウイルスの影響もあり、全校児童の前で発表する機会は得られなかった。

 

5・6年生は過去に学習したことを振り返る場にもなり、よい伝統として受け継がれている。

 

5年生では、そばを流れる浅野川の歴史や環境の学習を通して、金沢市の中での浅野川の位置づけを学んだ。それを通して、6年生では浅野川に伝わる加賀友禅の体験学習を行った。友禅作家の先生の指導のもと、一人一人が加賀友禅を挟み込んだガラス絵皿を作成し、体験を伴って金澤の伝統をうけつぐ意識を育むことができた。

来年度の活動計画

基本的には各学年とも同じテーマで学習を継続していく。

加賀友禅の体験学習については、ガラス絵皿の他に、ポケットチーフを作成して卒業式に着用したこともあり、何を作成するかは年度によって異なる。

せっかく学んだことを対外的に発表できる機会があれば、さらに充実した学びができると考えられる。