2022年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

海洋, 減災・防災, エネルギー, 環境, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 国際理解, 人権, 福祉, 持続可能な生産と消費, 貧困, その他の関連分野

本校は、学校の教育活動全体を通じて、人格の発達や、自律心、判断力、責任感等の人間性を育むとともに、他人との関係性、社会との関係性、自然環境との関係性を認識し、「関わり」「つながり」を尊重できる児童の育成を目指している。

<本年度の指導の重点>
・自律心、判断力、責任感等の人間性を育む道徳教育を重視する。
・人や社会、自然環境との関係性を認識し、「関わり」「つながり」を大切にした学習や活動をあらゆる教育活動の場に位置付ける。
・教師と児童が共に、ユネスコスクールとESD・SDGsの考え方を共有して活動を進めることで、主体的な態度を育てる。
・一人一人が自分事として取り組めるよう、個に応じた支援を充実させる。

★活動1「サンライズ活動6/9」(全校)
町内ごとに縦割り班を編成し、全校児童で「サンライズ活動」(地域美化活動)を実施した。異学年が協力し合い、助け合うよさを味わったり、相手を思いやる気持ちを抱いたりすることができた。また、美しいふるさとの自然を守る意識を高めるとともに、地域理解を深め、地域の役に立とうとする心を養うこともできた。

 

 

★活動2「とやま環境チャレンジ10」(4年)
とやま環境チャレンジ10に取り組む前段階として、北陸電力の出前授業で、地球温暖化の仕組み等について、実験を通して学んだ。7月に、地球温暖化防止活動推進員を招いて、地球温暖化の原因や環境に与える影響等について説明を受け、その後、「温暖化を防ぐために、自分たちにできることは何か」を考えた。各児童が考えた目標(電気をこまめに消す、冷房の温度設定を上げる、エコバッグを使う、できるだけ歩くなど)については、夏休み中に、家族と一緒に取り組んだ。とやま環境財団の方が、その結果をCO2減少量や節約達成金額等として、データ化した。9月に推進員を招き、そのデータを基に話し合ったり、互いに頑張りを認め合ったりした。また、推進員からは、今後の取組へのアドバイスをもらった。

10月の学習発表会では、「みんなで守ろう!地球の未来!」と題して、環境について調べたことや取り組む中で感じたこと、全校に伝えたいこと等を、総合発表劇を通して表現した。

 

 

来年度の活動計画

令和5年度も、生活科や総合的な学習の時間を中心に、道徳教育(全ての命を大切にしよう、思いやりの心をもとう、夢や希望をもってよりよく生きよう)の充実を図るとともに、教師と児童が日頃の取組をESDやSDGsとつなげて捉えていくことで、ユネスコスクールの一員としての意識を高めていく。

<テーマ>
『未来につなげよう 誇れるふるさと 大好きな地球』

・生活科、総合的な学習の時間を中心とした取組・・・知る
・「人間として生きる、共に生きる」心の育成・・・育む
・サンライズ活動、ボランティア活動等・・・為す