2021年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

減災・防災, エネルギー, 環境, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 国際理解, 人権, 福祉, 持続可能な生産と消費, その他の関連分野

本校は、学校の教育活動全体を通じて、人格の発達や、自律心、判断力、責任感等の人間性を育むとともに、他人との関係性、社会との関係性、自然環境との関係性を認識し、「関わり」「つながり」を尊重できる児童の育成を目指している。

<本年度の指導の重点>

  • 自律心、判断力、責任感等の人間性を育む道徳教育を重視する。
  • 人や社会、自然環境との関係性を認識し、「関わり」「つながり」を大切にした学習や活動をあらゆる教育活動の場に位置付ける。
  • 教師と児童が共に、ユネスコスクールとESD・SDGsの考え方を共有して活動を進めることで、主体的な態度を育てる。

★活動1「サンライズ活動」(全校)

昨年度は、新型コロナ感染症の影響で実施することができなかった「サンライズ活動」(地域美化活動)を実施した。町内ごとに縦割り班を編成し、異学年が協力し合い、助け合うよさを味わったり、相手を思いやる気持ちを抱いたりした。また、美しい自然を守る意識を高めるとともに、地域理解を深め、地域の役に立とうとする心を養うことができた。

★活動2「地球温暖化について考えよう」(4年)

総合的な学習の時間に、北陸電力と氷見ふれあいエネルギーの協力の下、出前授業の形で、4年生の子供たちが「地球温暖化」について考えた。授業の前半には、様々な実験も交えながら、CO2の性質や家庭からの排出量等確認したり、CO2削減の重要性を体感したりした。
授業の後半は屋外に出て、太陽光によって蓄電されたきれいな電気を活用して、クリスマスツリーを点灯させたり、「ヒミカ」(氷見市まちなか回遊促進モビリティ)を走らせたりすることを通して、持続可能なエネルギー・環境に優しいエネルギー等について学んだ。
 

来年度の活動計画

令和4年度も、生活科や総合的な学習の時間を中心に、道徳教育(全ての命を大切にしよう、思いやりの心をもとう、夢や希望をもってよりよく生きよう)の充実を図るとともに、教師と児童が日頃の取組をESDやSDGsとつなげて捉えていくことで、ユネスコスクールの一員としての意識を高めていく。

<テーマ> 『未来につなげよう 誇れるふるさと 大好きな地球』

・生活科、総合的な学習の時間を中心とした取組・・・知る

・「人間として生きる、共に生きる」心の育成・・・育む

・サンライズ活動、ボランティア活動等・・・為す