2019年度活動報告
本年度の活動内容
海洋, 環境, 世界遺産・地域の文化財等, 福祉
本校では、総合的な学習にESDを位置づけて、継続的に実施している。
6年 世界遺産知床学習
5年 福祉 地域の施設を訪問して、認知症の方と関わる
4年 地域の行事「しれとこハロウィン」地域の人々と協力し、長い時間をかけて一つの
大きな行事を成功させることにより、地元の良さを再認識する
2019年度3年総合
朝日新聞SDGs学習教材『地球教室』や『クジラのおなかからプラスチック』を読み、写真やデータから、世界の海洋マイクロプラスチックゴミの問題について考える学習を行ってきた。
・世界ではどのような被害があるか
・その原因はなにか
・解決のためにはどんな方法があるか
データから、日本では他の国よりもプラスチック製品が多く使われていることに気づき、「生活のしかたを変えていく必要がある」などの意見が出された。
さらに、近隣の町の川で「マイクロプラスチック調査」が実施されていることがわかり、その結果から、身近なところでも深刻な問題があることに気づいた。
調査を実施した近隣の町の学芸委員とSKYPEでつながり、テレビ電話で様々な質問をしたり、カメラで写しだして実際のマイクロプラスチックを見せてもらったりした。
児童らは「ごみを見つけたらひろってゴミ箱に捨てる」など、身近なところで自分にもできることを行動につなげようとするなどの変容が見られた。
来年度の活動計画
本校の総合的な学習は、教育課程に位置付けられており、令和2年度も令和元年度の学習活動を受け継ぎつつ、発展させていく。
また、職員がより主体的にユネスコスクールとしての活動を進められるように、ESD推進教師が計画的・組織的に推進していく。
①ESD研修事業への積極的な参加
②外部人材を効果的に活用したESDの実施