2021年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

海洋, エネルギー, 環境, 持続可能な生産と消費

命の尊さと命のつながりを学び、自分たちの住む尼崎に豊かな自然環境を取り戻すために、主体的に取り組む生徒を育成する。このことを理念として、ESDを環境教育等の推進と捉え、ESDの実践を通して「生きる力」の育成を目標としている。
今年11月6日より本校あまっ子farmの生徒が徳島県上勝町で合宿を行い、同町のゼロウェイストの取り組みなどを学んだ。またその内容について、11月20日に本校にてユネスコセミナー(尼崎ユネスコ協会主催)の中で取り組みを発表した。同セミナーのワークショップでは、参加者とのグループワークがESDを題材に行われた。他にも昨年度に引き続き、本校2年生の生徒・教員あわせて160名が、学校の傍を流れる庄下川の環境保全活動に取り組んだ。また、年間を通して尼崎市の伝統野菜である「尼いも」の持続可能な地産地消の取り組みとして、昨年度のアイディアレシピのプレゼンテーションから発展し、今年度はレストランなどで販売を行った。
本校では他にも「命の尊さ」や「形は変わりつつも命はつながり続ける循環」をテーマとして尼崎運河や尼崎の海の水質浄化、尼崎21世紀の森づくりの活動に取り組んでおり、これらの活動から森、川、海、空はつながっていて「人間の生活を映す鏡」であるということを学んでいる。

来年度の活動計画

・小学校6年生ジャガイモ植え(2月)
・ジャガイモを使用して収穫祭(7月)
・屋上庭園の整美、緑化整備(校内果樹園)
・地域緑化及びラブリバー活動への参加
・命の教育(LGBT、性教育)
・尼崎21世紀の森活動(植樹・育成活動)
・伝統音楽体験(邦楽体験)
・河川や海の環境観察と保全活動
・活動発表 等

・太陽光発電について(10月)

・尼崎ユネスコセミナー参加(11月)