2019年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

エネルギー, 環境, 国際理解

本学は、2012H24)年1月にユネスコスクール支援大学間ネットワーク(ASPUnivNet)に加盟し、以降、愛知県内の学校のユネスコスクール加盟申請及び加盟校の活動に係る支援を実施している。

また、大学としても、ユネスコスクールとして、エコキャンパスの展開、科学・ものづくり教育の推進、国際交流活動等の実施により、ユネスコの推進するESDに関わる活動を推進している。具体的には、主に①ユネスコスクール支援に係わる活動、②環境に係わる活動、③エネルギーに係わる活動、④国際理解に係わる活動を行った。

①  ユネスコスクール支援に係わる活動
 ASPUnivNet加盟大学として、日本/ユネスコパートナーシップ事業による、講演やユネスコスクール加盟校による実践活動報告や情報交換を通して、県内のユネスコスクールの交流を図り、学校間のネットワーク作りを支援するとともに、未加盟の学校に対しては、ESD活動の取組へのきっかけとなること、また活動推進の支援となることを目的とした「愛知県ユネスコスクール指導者研修会」を2018H30)年12月に開催した。今年度の研修会は、県内外のユネスコスクール先進校による実践発表を幼稚園・小学校及び中学校・高等学校の校種分科会とし行った。
②  環境に係わる活動
 2019R1)年7月に「キャンパスクリーンデー」を実施した。全学教職員、学生が約900人参加し、キャンパスの環境美化活動を行った
 また本学職員及び学生で、大学構内7カ所の花壇へのパンジー等の植栽や草取りなどを行う「花プロジェクト」を2019R1)年6月に行い、約40人が参加した。
③  エネルギーに係わる活動
 省エネに関する豆知識や本学におけるCO2排出量の現況などを記載した「省エネニュース」を教職員や学生が目にしやすいトイレに掲示するなど啓発活動の各種取り組みを実施した。
④  国際理解に係わる活動
 将来教員やその関係の職に就く本学の学生が、その国の文化・社会・教育に関心を持ち、現地での学生間の交流、また、学校の視察や日本文化の紹介などを行い、国際的な視野を持つことを目的としたプログラムである、「海外短期学生交流(ショートビジット)プログラム」を実施した。また、学内で国際交流ボランティアの学生が主体となり「ランチオン・インターナショナルカフェ・インターナショナルナイト(留学生と学生がお互いの文化を紹介し、交流するプログラム)」等を開催するなど、協定校をはじめとした留学生との各種交流を通して、本学学生の国際理解を深めた。

また、2018H30)年度から、アジアの協定校を始めとした学校へ学生を派遣する、「多文化体験活動」を開始し、多数の学生が参加している。

来年度の活動計画

①ユネスコスク-ル支援に係わる活動
「愛知県ユネスコスク-ル指導者研修会」を開催し、各校種による分科会での県内県外のユネスコスク-ルの実践発表や意見交流を通じ、ネットワ-ク形成や活動推進への支援となることを目指す。
愛知県でのユネスコスク-ル申請支援を希望する学校へは、適宜組織的に支援を実施する。
②環境に係わる活動
「キャンパスクリーンデー」や「花プロジェクト」を展開し、キャンパスの環境美化活動を行う。
③国際理解に関わる活動
本学協定校への「派遣留学」・「海外短期学生交流(ショートビジット)プログラム」・「多文化体験活動」等の海外への学生派遣事業や学内での「インターナショナルカフェ」等の留学生との交流事業を開催するなど、引き続き国際理解に関わる活動を行っていく。