2018年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

環境, 減災・防災, 食育, ジオパーク

本校は、日本アルプスのふもとにあり、全校児童64名が夏休みに親子登山に取り組んでいる。低学年は上高地散策、中学年は乗鞍登山、高学年は西穂高岳独標登山を行った。本格的な登山により、地域にある自然の雄大さを実感している。また焼岳の火口から5Kmの距離にあり、土砂災害、野生動物の被害の危険もある。防災学習として京都大学防災研究所の指導のもと雨量観測を行い、その観測結果をもとに土砂災害の危険について考えたり、金沢大学の指導のもと火山噴火の仕組みについて考えたりする学習にも取り組んでいる。5年生は、森林学習として植樹やカワゲラウオッチングによって環境保護について学ぶ活動にも取り組んだ。

来年度の活動計画

 来年度も本年度と同じく、全校児童が取り組む親子登山学習、4年生の防災学習、5年生の森林学習、火山学習、災害図上訓練など防災学習を中心にして、自然環境の保全についても学習を進める予定である。焼岳の噴火を想定して、スクールバスを使った避難訓練により実践的に取り組んだり、ショート訓練により現実的な想定で「自分の命は自分で守る」児童を育てたりするように計画をしている。