| 所在地 | 〒944-0092 妙高市大字飛田690番地 |
|---|---|
| 電話番号 | 0255-72-2629 |
| ホームページ | http://azalea.ac.city.myoko.niigata.jp/hidaki-s/otayori/ |
| 加盟年 | 2025 |
2025年度活動報告
環境, 文化多様性, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 国際理解, 平和, 人権, 持続可能な生産と消費
ユネスコスクールとして「持続可能な社会の創り手の育成」を目標に、地域に根ざした学びを軸にESDを推進した。特に、持続可能な生産と消費、防災、人権、平和、文化多様性、地域の文化財の六つの視点を横断的に位置付け、妙高市が取り組んでいるイエナプラン教育も取り入れ、主体的で対話的な学びを重視している。
持続可能な生産と消費の分野では、農業を営む地域住民と連携した米や野菜の栽培・販売活動を実施した。子どもたちは生産者の思いや環境保全の大切さを学び、価格設定や販売体験を通して、消費者としての責任や必要な量を大切に使う意識を高めた。防災教育では、地域で過去に発生した水害の事例を教材化し、避難訓練や地域住民との対話を行った。学年を越えた話合いを通して、災害を自分事として捉え、命を守る行動を主体的に考える力を育んだ。人権教育では、日常の言葉遣いや人とのかかわりを振り返る学習を重ね、発達段階に応じて学びを展開した。高学年ではスクールロイヤーとの学習を通していじめの事案から権利と責任について理解を深めるとともに、直江津捕虜収容所を見学し、戦争が人権を侵害する現実を歴史から学んだ。低・中学年では国際交流協会と連携し、フィリピン出身の講師3名を迎えて異文化交流活動を行い、楽しみながら互いを尊重する態度を育んだ。
また、地域の史跡や伝統文化に触れる学習を通して、文化多様性と地域文化財の価値を再認識し、学びを発信する活動へとつなげた。今年度は創立150周年を迎え、地域との交流を通して地域の歴史を次世代に継承する役割を自覚し、誇りをもって発信する姿が多く見られた。
これらの取組は、子どもたち一人一人が学びの主体となる斐太北小型イエナプラン教育の実践を通して有機的に結び付き、持続可能で平和な社会を創る力の育成につながっている。今後も地域・家庭・関係機関と協働し、ESDの深化を図っていく。
来年度の活動計画
今年度の実践を踏まえ、発達段階に応じた学びの充実と地域との協働を一層推進する。低中高学年を単位として、複数担任制の形式での学びを導入する。低学年では安心して関わり合う学習集団の中で、友達と共に学ぶ楽しさや基本的な人権感覚を育てる。中学年では対話や協働を通して、多様な考えに触れ、自分の思いを伝え合う力を高める。高学年では社会的課題を自分事として捉え、責任ある行動や合意形成を意識した学びを深める。また、総合的な学習の時間と道徳等を合わせた「みらい学習」を、コミュニティ・スクール(CS)と共に再構築し、地域の人・自然・文化を生きた教材として位置付ける。地域課題に触れ、共に考え、行動する経験を通して、持続可能な生産と消費、防災、平和、文化継承への理解を深める。
これらの取組を斐太北型小イエナプラン教育の考え方に基づいて推進し、子どもたち一人一人が学びの主体として成長するESDの深化を目指す
