2018年度活動報告
本年度の活動内容
環境
ユネスコスクールとしての活動
<総合的な学習の時間>
活動内容
ねらい
1年
[学年テーマ] わたし
地球上の環境問題と私とのつながりを知る
・地球を取り巻く環境問題についての調べ学習
・平林金属・めだかの学校・最終処分場の見学
・家庭ごみの調査
地球上で現在起こっている環境問題を正しく捉えさせ、その環境問題の一因は豊かな生活を送っている「わたし」の家庭にもあるということを認識させる。
地球には人間だけではなく身の回りの多様な生物も存在し、共存していくべきであるということを再認識させる。
2年
[学年テーマ]わたしとまわり
児島湖について知る
・児島湖の干拓の歴史を知る
・児島湖下水処理場の見学
1年生の時よりさらに視野を広げ、身近にあふれる野山や海辺などに触れさせることを通して自然の豊かさを感じ、人も自然の一部であるということを理解して、自然を慈しむ心を育てる。
また地域の成り立ちを知り、先人たちの築いた歴史を学ぶことによって地域を大切に思う心を育てる。
3年
[学年テーマ]その後どうするか
中学卒業後にどのような大人になるべきかを考える
・ESDについて学ぶ
・持続可能な世の中を作り上げようとしている団体や個人について調べ学習
・これからの自分の生き方について
ESDの概念について学んだ後、ESDの要素がどのように学校教育に盛り込まれているかを認識させる。
また各班で持続可能な世の中を作り上げようと活動している団体や個人を自由に取り上げて、その人の活動やそれに至った経緯、世の中に与える影響などを調べて発表することを通して人類の将来を考えて前向きに行動しようとする心を育てる。
発表後はESDの観点から見た「自分がなりたい大人像」を考え、そのためには何が必要かをディスカッションさせてコミュニケーション能力を高める。
1年生
家庭ごみの調査や分析をし、ごみの種類や量、それがどこから家庭へ来たのか、家庭から出た行先などを調べてまとめた。また、地球をとりまく環境問題を調べ、それを模造紙にまとめて発表会を行った。
10月末に、岡山市環境学習センター、「めだかの学校」、平林金属リサイクルファーム、山上最終処分場へ行き、自分たちの家から出たごみの行方、その処理のされ方や、自分たちの身近にいる水生生物の観察を行った。
2年生
DVDや岡山県が作成した児島湖についてのパンフレットを用いて、過去の光南台学区の地形、児島湾が干拓に至った背景やその作業の様子、締め切り堤防建設の理由と工事の様子や締め切り堤防完成後の児島湖の水質悪化と現状について学んだ。学習後に岡山県児島湖流域下水道浄化センターへ赴き、家庭などから排出された汚水がどのように浄化され児島湖へ放流されているのかを見学した。
3年生
1年生の時から総合的な学習で学んできたESDの概念を振り返り、学校教育とESDが深くかかわっていることを認識した。次に、持続可能な世の中をつくるために活動している個人や団体などを各班で取り上げ、その活動が行われるに至った経緯や社会背景、活動の詳細な様子や社会に及ぼす影響などについて調べ学習を行った。調べたことは掲示物を作成して発表した。まとめとして将来、持続可能な世の中を作る人間になるためにはどのようなことを心掛けていくべきかを考えた。
来年度の活動計画
1年生
地球上の環境問題と私とのつながりを知る
・地球を取り巻く環境問題についての調べ学習
・平林金属・めだかの学校・最終処分場の見学
・家庭ごみの調査
2年生
児島湖について知る
・児島湖の干拓の歴史を知る
・児島湖下水処理場の見学
3年生
中学卒業後にどのような大人になるべきかを考える
・ESDについて学ぶ
・持続可能な世の中を作り上げようとしている団体や個人について調べ学習
・これからの自分の生き方について