2018年度活動報告
本年度の活動内容
環境, 世界遺産・地域の文化財等
本校は、学校教育目標「人格を高め、社会に貢献できる生徒の育成」として、目標達成に向けて、特色ある学校づくりを進めている。
取組の方針として次の3点を掲げて、活動をしていく。
・日々の授業を大切にし、確かな学力と生きる力を育てる学校
特別教育支援教育に視点を置いた授業実践と個に応じた指導を推進する。
・人格を高め、道徳的実践力を育む学校
善行を表彰し、ボランティアスピリットや道徳的実践力を育む。
・地域や日本の伝統文化を学ぶ、文化の香り高い学校
長浜曳山祭など、地域の伝統芸能、文化、茶道や和楽器などの日本の伝統文化に親しみ、品位を高め、郷土に誇りを持ち、国際社会に貢献できる生徒を育成する。
具体的な取組
①伝統文化学習活動
○1年曳山文化教室(年間20時間)
世界無形文化遺産に指定された曳山祭について、曳山博物館・曳山祭伝承委員会の方々を講師として学習をした。
・曳山山車蔵見学
・曳山博物館見学
・曳山祭体験(裸参り、籤取り式)
・伝統工芸「蒔絵」体験
②2,3年伝統文化学習(2年15時間、3年20時間)
今年度で12年目となる伝統文化学習講座は、箏(そう)、尺八、茶道、書道、花道、剣舞歌謡舞、日本歌謡、語り部、囃子(しゃぎり)の9講座を開設し、2年生10月より3年生5月までの期間に受講し、6月9日(土)に長浜市文化芸術会館で1年間の学習の成果を保護者・地域の方々に向けて発表した。当日はホールエントランスに花道・書道作品を展示、遠州流茶道のお手前を披露した。ステージでは箏・尺八の演奏、剣舞歌謡舞の舞踊、囃子演奏、日本歌曲合唱、語り部研究による地域伝統文化の発表を行った。
来年度の活動計画
特色ある学校づくりの柱として、来年度も地域社会と関わり、伝統文化について学ぶ機会やボランティア活動を通して、持続可能な地域社会の在り方を学習していく。
①伝統文化に関わる学習
・1年 曳山文化教室 2,3年 伝統文化学習
来年度も、学校運営協議会の支援により地域の関係団体と連携を密にし、本事業を継続・発展させていく。
②社会貢献に関わる学習
・「トイレ掃除に学ぶ会」の活動を行う。
・「長浜花火大会」翌日の早朝清掃ボランティアに生徒会活動として参加活動する。