2022年度活動報告
本年度の活動内容
海洋, 気候変動, エネルギー, 環境, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 国際理解, 人権, ジェンダー平等, 福祉, 持続可能な生産と消費, 健康, 食育, 貧困
2022年度の本校の活動は児童会や生活・総合的な学習、各教科を中心にSDGsを意識した取り組みを行った。それらの活動が充実するように係を中心に、ユネスコスクールの意識を持ち、子どもの学びをESDの目線で学んでいけるよう職員間で連携して進めてきた。
児童会
グリーンアドベンチャー・・・校内にあるビオトープや自然林などを巡りながら、自然に関するクイズに挑戦した。高学年と低学年がペアになって環境への理解を深めた活動。クリーン大作戦・・・学校のそばにある世界かんがい遺産の堰をきれいにする活動。中に落ちているゴミを拾うことで、流れ着く川をきれいにすることになり、さらに川がきれいになれば世界中の海がきれいになるという意識を持ってゴミ拾いをした。 残食減らそう給食・・・児童からアンケートをとり、人気な給食を考え、できるだけ残さないで食べる企画。目標を立て、三回実施した。 花壇作り・・・中庭の中心に花壇を作り、FBC(フラワーブラボーコンクール)へ応募した。長野県教育委員会賞を受賞した。
生活・総合的な学習
里山を守ろう(6年)・・・里山プロジェクトに参加し、里山で伐った間伐を再利用してベンチを作った。手作りの堆肥で玉ねぎや花を育てた。 絶滅危惧種の蝶を守ろう(4年)・・・ジャコウアゲハという蝶の保護活動を行った。えさになるウマノスズクサを育て、専門家と協力して環境を次につなげていく活動を行った。 伝統を引き継ごう(4年)・・・太鼓の演奏を習い、地元の祭りで踊る盆踊りを覚えた。コロナ禍で祭りが出来ず廃れてしまうことを危惧し、それらを広める活動を行った。 エネルギーを大切にしよう(6年)・・・節水節電に関する取り組み。校内に放送で呼びかけ、使わないときは電気を消すようになった。 ペットボトルキャップを集めよう(6年)・・・使用済みのペットボトルキャップを全校に呼びかけて集め、ワクチンに変える取り組みを行った。 花壇作り(特別支援・4年)・・・花を育て、公民館や駅に届ける活動。学校の周りの花壇を色鮮やかに花を育てる活動をしました。 アサガオの栽培(1年)…一人一鉢アサガオを育て、命の始まりと終わりを意識し大切にした。たたきぞめをしたり、つるをリースにした。 うさぎの飼育(2年)…二匹のウサギの世話と行いながら命の大切さに触れ、生き物を大切にする心を育てる活動を行った。
各教科
図工・・・造形遊びで使った新聞を違う工作に再利用する。また、造形遊びにいらなくなったものをつかったり、段ボールなどを再利用するようにした。 社会…水がどこからくるのか、どこへいくのかを学びながら水を汚さず大切にしようという意識を持つ。ごみの処理の仕方を学び、分別の意味や意義を学ぶ。町探検で地元の良
いところを名所を知る。郷土の発展につくした人々の学習。 理科…植物の栽培 生き物の観察 星などの自然環境に関する知識理解。 道徳…男女問わず「さん」をつけて呼ぼう。どの子も違いがあっていいということを認め合う。ありがとうカードで木に花を咲かせよう。体の不自由な人に配慮したバリアフリーについて。など
来年度の活動計画
次年度は、本年度行ってきたことを土台と。加えて、ビオトープの整備や校内環境を材にした学習をさらに行っていきたい。 児童会活動を中心にSDGsへの取り組みを続け、ユネスコスクールの意識を継続して持ち、活動をつづけていけるようにしたい。そのためにも職員間での情報伝達を継続し、ユネスコボード(各学年のSDGsの取り組みを書き込む用紙)を書くことで互いに見合い、学び合える環境を続けていきたい。