2018年度活動報告
本年度の活動内容
環境
本校では、主に総合的な学習の時間を使って、ふるさと金沢についての学びを深めている。
1年生は、ふるさと金沢の「歴史を知る」というテーマで課題設定を行い、課題解決学習をしてきた。伝統文化・伝統産業・偉人・観光・食文化の5つの分野に分かれ、そのテーマに基づいた課題を設定し、金沢の歴史について深く知ることができた。
2年生は、ふるさと金沢の「現在を知る」と題して、今の金沢の魅力の実地調査を行うことで、金沢の魅力を再発見し、金沢を訪れる観光客に、その魅力を発信していく活動を行った。
3年生では、金沢の施策を世界と比較しながら、「未来への提言」というテーマで、今後どんな取り組みをするべきかを考え発表を行った。
(2) 環境問題への取組
①節電、節水の取り組み
文化委員会の「節電、節水をしてエネルギーの無駄遣いを防ごう」という目的で、各教室の節電活動を呼びかけた。移動教室の時や、放課後に電気が消えているかを確認し、時間ごとにチェックを行った。また、給食の準備時など水道を利用する時間には、しっかりと蛇口がしめられているかを確認を行い、省エネに努めた。
②花植えボランティア
7月と11月に校内の自然を増やそうという目的で「花植えボランティア」を募集し、全校で合わせて約100名ほどの生徒が集まり、プランターに花を植えた。
(3) 人とのつながりに関する取組 ~金沢「絆」活動の取組より~
①あいさつ運動
金沢市グッドマナー実践校として、本校では、「あいさつのキャッチボール~いつでも・どこでも・だれにでも・心をこめて」を基本方針として掲げ、あいさつ運動を日常的に行っている。毎月の月末には教員、生徒、保護者であいさつの日を実施している。1月には鳴和中校区「絆」活動の日に、小中一貫教育の取り組みの一つとして、夕日寺小学校、森山町小学校、浅野町小学校、さらに小坂小学校に中学生が出向いてあいさつ運動を行った。また、生徒会執行部、リーダー会が中心となって玄関でのあいさつ運動にも取り組んだ。
来年度の活動計画
一人一人がユネスコスクールの一員としての自覚を持ち、責任をもって行動できるようにしていく。
そのためにユネスコスクールとして学校全体で取り組むこと、一人一人が取り組むことをしっかり明示する必要がある。今後ともユネスコスクール、ESDの周知徹底に努めていく。
また委員会ごとの活動や生徒会を中心にした活動を取り入れていく中で、より意識を高めていくことも大切である。
そして自分が住むこの金沢のことをよく知らなければ、自分のやるべきことも見いだせないと考える。そのため、まず金沢のことについて学びを深めた上で、日本、世界最終的には地球の諸問題や課題を知り、知識をつけていくようにしていきたい。そのために、総合的な学習の時間だけではなく、横断的に学習を進めていかなければならない。