2018年度活動報告
本年度の活動内容
国際理解, 平和, 人権, 世界遺産・地域の文化財等
6月、堺ユネスコ協会主催「堺の伝統産業体験会」に参加し、堺市伝統産業会館で和菓子・抹茶・線香作りを体験し、伝統産業や歴史についての理解を深めました。また本校調理室で「留学生歓迎たこ焼きパーティー」も実施、オーストラリアのジュリアとタイのフェイトも来てくれました。
7月、堺市内の老人ホーム「故郷の家」を訪問し、デイサービスで来られたお年寄りとゲームで交流しました。また橋本市内で開かれたインターアクトクラブの「年次大会」に参加、元青年海外協力隊員のお二人から、マラウイとフィリピンでの協力活動について学びました。
9月、本校でインターアクトクラブの「国際交流親睦会」を開催、午後の部で本校の生徒が留学生交流会を担当しました。また本校文化祭では、「民族衣装の試着撮影会」を開催、堺市在日外国人教育研究会や堺観光コンベンション協会からご協力をいただき、韓国・中国・モンゴル・ベトナム・モロッコ・ポルトガルなどの多くの民族衣装をお借りしました。他に「南北コリアと日本のともだち展」の展示と北海道胆振東部地震被災者支援募金も実施しました。
10月、インターアクトクラブの「リーダーシップフォーラム」に参加し、清教学園のセブ島スタディーツアーから学びました。
11月、堺市と大阪大学が主催する「日本と世界が出会うまち・堺2018」に中高各1チームが参加しました。高校生のチームは「ウンスンカルタ」にスポットライトを当てて調べたことを発表し、最優秀賞を獲得しました。中学生のチームは昨年に続き「お香」についての研究を深め、発表しています。
12月、インターアクトクラブの「台湾研修」に参加しました。元培医事科技大学でのクリスマス交流会、故宮博物院(南院)の見学、映画「KANO」で有名な嘉義農林の甲子園準優勝記念展示室の見学(嘉義大学内)、日本統治時代につくられた烏山頭ダムと八田與一記念館の見学しました。
来年度の活動計画
本校には、国際交流や地域奉仕にかかわるクラブとして、ユネスコ部・インターアクトクラブとボランティア部があります。こうした活動を学校全体に広げるとともに、ユネスコが提唱しているESD(Education for Sustainable Development=持続的発展のための教育)を推進するために、具体的には高校2年生のシンガポール・マレーシア研修旅行、留学生の受け入れなどを通して、これからも国際教育・環境教育・世界遺産学習・人権教育・平和学習などに力を入れていきます。