2019年8月21日(水)~22日(木)〈ほか別途4日間〉に兵庫県姫路市安富町、大阪各地にて「近畿・北陸地域ASPnet校(小中高)による日中ESD/SDGs学びあい交流会&研修会」を開催いたしました。
詳細は、以下をご参照ください。

開催概要

大会名:近畿・北陸地域ASPnet校(小中高)による日中ESD/SDGs学びあい交流会
テーマ:いろいろな表情の君に出会える
  ―未来を担う若者世代が、自ら考え・気づき・行動する。
   そして学びを分かち合う―
日時:(メイン企画)2019年8月21日(水)~22日(木) ほか別途4日間
会場:(メイン企画)姫路市立安富北小学校・姫路市立施設等
         (大阪府立住吉高校,大阪府立大学)
報告書:
近畿北陸ブロックユネスコスクール学びあい 記録と報告.pdf
ASPnet大阪 2019年度パートナーシップ事業 報告書.pdf

開催報告

関西地区のユネスコスクール(小・中・高・大)が集まった大阪・関西ユネスコスクールネットワークでは、これまで中国や韓国のASPnet校と協同でUNESCOグローバル・アクション・プログラム(GAP)に基づいた『ESD国際ワークショップ』を行ってきました。 

これらを背景に、2019年度の企画は児童生徒の未来創造の学びあい、そして教員の研修(臨場研修)を意図して計画され、児童生徒のASPnetを基盤とした質の高いESDの学習、および先生方の「ファシリテーション力(実践力)」を共に磨きあうことを目的とした事業が行われました。

内容は、2019年8月21・22日に姫路市の安富北小学校・姫路市立施設等を拠点にした1泊2日で行うワークショップをメイン企画とし、学齢や地域、国を超えた学びの交流を通して、児童、生徒だけでなく、先生方同士もASPnet、ESD、SDGsを共に考え、学びあう機会を設けました。
それは、小学校、中学校、高等学校の新学習指導要領で12年間を一貫して貫かれているESDの理念(学習指導要領)や、各教科を通じた「主体的・対話的で深い学び」、『総合的な探究』の学習活動を意識した、国際協同学習の実践でもあります。

一方、学び合いは1泊2日の合宿だけではなく、事前学習として3回の「準備セミナー」を実施し、それぞれの学校や地域の「持続可能性」についての課題などを出し合い、その解決に向けたアイデアをまとめたり、ダンスで表現を行ったりするなど、各自が持っている学びのエネルギーを発揮できるように工夫されました。
8月のメイン企画後には振り返り(フォローアップ)によって、児童生徒の「まなびの成果の深化・定着」とともに、ASPnet加盟校がさらに深い協働ができるネットワークへの拡大を行いました。