本学では、今年が国際連合の進める「持続可能な開発のための教育の10年」(DESD)の中間年にあたることから、今までの実績を振り返り、新たな5年を拓くべく、広報誌「Linkage」を発行しました。
世界の地域間・学校間の相互交流によるリンケージ(つながり・連鎖)形成を推進する力となることによって、本学の使命である教師教育において、グローバルな視野、クリティカル思考、全体思考、連携・協働力など豊かな人間力を育むことができることを確信しています。
本学はユネスコ・スクール・ネットワーク加盟大学、ProsPER.Netの一員として、教員養成大学の使命を果たすべく努めております。今年の2月開催の「ESD国際シンポジウム」基調講演・田村哲夫日本ユネスコ国内委員会会長のご了解を得て、お話のすべてをこの「Linkage」に掲載いたしました。ユネスコ・スクールの普及、ユネスコ・スクールの活動のために活用願えればと思います。
2002年から2009年までの宮城教育大学の取り組みが、一冊にまとめられているLinkageは、こちらからPDF版をダウンロードすることができます。
Linkage
分類 | 書籍 |
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テーマ | 環境問題 |
著者 | 宮城教育大学ESD・RCE推進会議 |
対象 | 国内の教育者・専門家 一般 |
推薦者 | |
登録日 |
内容 | 宮城教育大学は、2001年より宮城県内の教育委員会(仙台市、宮城県、気仙沼市、岩沼市、栗原市)や自治体(登米市、仙台市八木山動物公園、仙台市天文台)と「連携協力に関する覚書」を取り交わし、さまざまなESDの実践を行っています。今後も各方面の機関と連携しながら、持続可能な社会づくりに取り組んでいきます。
学内では、4つの研究センター「環境教育実践研究センター」、「教育臨床研究センター」、「特別支援教育総合研究センター」、「国際理解教育研究センター」を設置し、地域社会や学校の現代的な教育課題に対応しています。また、学生に対しては、現代社会が抱える多くの課題を解決する能力を育成するために、持続発展教育カリキュラム―現代的課題科目群を設けました。 国際的なネットワークとして、「仙台広域圏ESDプロジェクト」(ESDを進めるための国連大学の地域の拠点(RCE)に世界で最初に認定(イニシャルセブン)の事務局を担当し、国連大学高等研究所がアジア地域に高等研究機関の連携・協力を行う目的で設置した、ProSPER.Net(持続可能な開発のための教育のアカデミックネットワーク)にも参加しています。 また、ユネスコスクール・ネットワーク支援のための大学間ネットワーク・ASPUnivNet(現在、北海道教育大学釧路校ESD推進センター、岩手大学、東北大学大学院環境科学研究科、本学、玉川大学教育学部、金沢大学、奈良教育大学、岡山大学の8大学)を組織し、多くのユネスコ・スクール参加校や申請予定校を支援できる体制と、参加大学の拡大を目指しています。
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出版 | |
発行 | |
発売 | |
出版年 | 2009 |
税込価格 | |
問い合わせ先 | 宮城教育大学連携主幹付研究協力室 TEL 022-214-3856 FAX 022-214-3342 Email:kenkyo@adm.miyakyo-u.ac.jp |