国立国会図書館調査及び立法考査局により、2010年に実施された「持続可能な社会の構築」をテーマとする総合調査の報告書です。
以下、「はじめに」より———-
本総合調査は、各国・地域が共通して直面する地球規模のさまざまな危機的な状況を踏まえて、「持続可能な社会の構築」という課題が、どのような理念にもとづき、国際的にどんな論議が行われ、いかなる共通理解が得られたか。それらは、各国でどういう形で法制化され、具体的にどのような各種施策が講じられているのか。またそうした施策のもとで、あるいは上からの施策というよりもボトムアップの動きとして、市民のレベルでどのような活動が行われているのか等々について、できる限り、幅広い視野に立って、環境面にとどまらず政治、経済、社会の各領域から多角的、かつ、総合的に調査することを目的として実施したものである。
このように本総合調査は、「サステナビリティ」(Sustainability)という観点から、現代社会が抱える諸問題を再検討し、「持続可能な社会の構築」に向けた課題を明らかにすることで、国政審議の参考に資することを目的としている。
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http://www.ndl.go.jp/jp/data/publication/document2010.html