本冊子は、平成22 年度「日本/ユネスコパートナーシップ事業」学校&みんなのESDプロジェクトの協力校48 校におけるESD 活動を実践事例集としてまとめたものです。
(はじめにより抜粋)
プロジェクト協力校から提出された事前の応募用紙(兼事業計画書)、および事後の活動報告書と経費報告書をもとに各学校のプロジェクトからESD 活動を一つか二つを選択し、活動の概要とスケジュールを中心に、活動をした児童・生徒や教員、活動に携わった保護者・地域の方の声や経費の使い道についてまとめるとともに、ここに掲載された事例が学校および地域に与える効果と影響を可視化できるよう努めました。
また、これらの実践事例につき、専門家の分析による客観的な評価を掲載することにより、実践の現状と課題を明らかにし、ESD 活動を進めていく上でのヒントとなるように心掛けました。
本冊子は、ユネスコスクールの諸活動およびESD 実践を身近に感じてもらい、ESD 活動の裾野を広げることを目的としています。また、48 校の実践事例をウェブサイトで国内外に公開しています。
掲載されている事例を今後の活動の参考にしていただくのはもちろんのこと、学校、あるいは地域でESD に取り組む方々の交流手段のひとつとしても活用していただければと願っています。
2011 年3月
財団法人ユネスコ・アジア文化センター(ACCU)
財団法人ユネスコ・アジア文化センター(ACCU)