国際労働機関(ILO)のウェブページ「児童労働 教材ひろば」では中学生、高校生から大人までが児童労働の現状や撲滅のための取り組みについて学べる資料を集めています。イラストが豊富な「すごろく」や易しい言葉で書かれた冊子、ビデオ、最新の統計資料、ニュース記事にアクセスできるようになっています。
2020年時点で、世界では1億6千万人の子どもたち、割合にして10人に1人の子どもが児童労働を余儀なくされています。児童労働の背景には、貧困や紛争、ディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)の不足、気候変動、自然災害など多岐にわたる原因があります。
複数の要因が組み合わさって起きる児童労働の根絶は容易ではありませんが、ILOでは世界中の国事務所と連携しながらプロジェクトや調査・研究、啓発活動を行っています。
【教材ひろば】
https://www.ilo.org/tokyo/areas-of-work/child-labour/WCMS_856488/lang–ja/index.htm