山形県立東桜学館中学校・高等学校
交流相手国/地域 タイ王国/ルーイ県
交流相手学校名 ノーンヒンウィッタヤコムスクール
交流期間 2021年9月〜 START2023は7月22日、未来創造プロジェクト成果発表会は2月7日に開催。
交流方法 メール, オンライン交流, 学校訪問本校主催の国際英語プレゼンテーション大会START2022, START2023に参加(2023には来校)。
学習分野 持続可能な開発目標(SDGs)
交流目的

Super Science High School (SSH)に指定されている本校の目標は「やまがたの未来を拓くグローカルな視点を持った科学技術人材の育成」であり、海外連携協力校としてタイ王国のノーンヒンウィッタヤコムスクールには2021年より交流を行ってきた。対面、オンラインの両方で両校が交流することを通じて、異文化理解を涵養し、またSDGsを核として両校生徒が行っている研究の相互理解を通じて科学技術に関する興味関心を高め、将来は共同研究を行えるようにする。

交流内容

①国際英語プレゼンテーション大会(START)を2022年より主催し、今年度はノーンヒンウィッタヤコムスクールの2名の生徒、3名の教員が来校し、生徒会主催の歓迎会、観光を含め、大会で研究発表・質疑応答を行い、Room 1(分野ごと5つのroom中)で第2位を獲得した。1泊2日ではあったが、来校生徒は本校生徒の家庭にホームステイを経験した。

②令和5年度未来創造プロジェクト成果発表会は本校のSSHとして実施している探究活動の総括の場であるが、中学3年生から高校2年生全員が集まる代表発表の場で、オンラインにて、STARTで入賞したノーンヒンウィッタヤコムスクールの生徒達が発表を行った。また学校長の挨拶や、他の生徒による学校紹介もして頂いた。

交流の成果

オンラインでの交流だけでなく、来校して大会に参加して頂けたことで、生徒会のメンバーとタイの生徒が対面で話す機会が作れ、連絡先を交換し、その後もやり取りを続けている。この時知り合った生徒が未来創造プロジェクト成果発表会の司会をしたこともあり、スムーズに進行することも出来た。START2023は、土曜開催だったこともあり、多くの生徒が参観することができなかったが、成果発表会でタイの生徒達の発表を観て、改めて海外に連携している学校があること、タイの生徒達の研究が高いレベルにある事など、大きな刺激を受けることができた。

交流に当たり困難だったこと、克服した方法

ホームステイの受け入れ希望家庭が予想に反してあまりなく、難航した。当初高校の保護者家庭だけを検討していたが、中学にまで対象を広げて対応した。

今後の予定・展望

令和6年度は、START2024に参加して頂くだけでなく、本校が生徒を連れてノーンヒンウィッタヤコムスクールを訪問する予定(2月)。共同研究に近いことができるよう、さらに交流を深めていく。

写真

その他

・交流開始式
http://www.touohgakkan-jhh.ed.jp/archives/ssh_info/24237

・START2023
http://www.touohgakkan-jhh.ed.jp/archives/ssh_info/32547

・未来創造プロジェクト成果発表会
http://www.touohgakkan-jhh.ed.jp/archives/ssh_info/33636