和歌山県立田辺高等学校
交流相手校の都道府県名や市町村名等 岩手県盛岡市
交流相手学校名 盛岡中央高等学校
交流期間 1回(2022年11月18日)16:20~17:35
交流方法 オンライン交流
学習分野 文化遺産
交流目的

① 学校所在地域が有する世界文化遺産について学ぶこと
② 他地域の世界文化遺産についても興味・関心を高めること
③ 世界遺産の「保全と活用」に関する他地域の取り組みを学び、地域課題解決のためのヒントを得ること。

交流内容

① 相互の学校紹介(約10分)
② 盛岡中央高校の発表(約30分)
→「地域の世界遺産紹介」、「奥州藤原氏について」、「保全と活用に関する課題」、「地域課題解決のための提案」、など
③ 田辺高校の発表(約30分)
→「地域の世界遺産紹介」、「世界遺産の保全と活用に関する地域課題」、「熊野古道の道普請について」、「世界遺産を活用した和歌山県の観光戦略について」、など

交流の成果

① 生徒が、地元地域の世界遺産について学び、かつフィールドワーク(熊野古道の道普請)を実施するきっかけとなったこと。
② 生徒が、他地域の世界遺産への興味・関心を高める機会になったこと。
③ 自分たちの地域の魅力を、他県の方々に発信できたこと。
④ 生徒が、和歌山と岩手で共通の地域課題があることに気づき、地域課題解決について考えるきっかけとなったこと。(過疎化、世界遺産への関心の希薄化、世界遺産の保全と次世代への継承、観光の活性化、など)

交流に当たり困難だったこと、克服した方法

全員が部活動に所属しているため、交流会の準備時間を放課後に確保することが困難であった。発表の準備不足は否めなかったが、Teamsを活用して作業の効率化を図り、学業・部活動・課題活動の重複が生徒の過剰な負担にならないよう工夫した。

今後の予定・展望

今後の取り組みについては、生徒への振り返りアンケートを実施し、かつ相手校のご意向も確認したうえで検討したい。和歌山県(田辺)と岩手県(平泉)のつながりを相互に確認でき、世界遺産の保全と活用に関する共通の課題があることに気付いたので、今後も交流を続けさせていただきたい。そして相互に、「世界遺産を活用した地域課題の解決」などについて、さらに事例の紹介や意見の交換などをできればと考えている。

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