ユネスコスクール支援内容
1.第6回ユネスコスクール関東ブロック大会
成蹊大学開催の第6回ユネスコスクール関東ブロック大会を共催し、ユネスコスクール活動支援およびユネスコスクールネットワーク形成支援を実施した。千葉商科大学としては、「千葉商科大学のESD」というタイトルの下、影浦亮平、権永詞、手嶋進、中倉智徳、横山真弘で千葉商科大学のESDの取り組みについて発表しつつ、関東圏の様々なユネスコスクールと交流した。以下のリンクから報告書の閲覧が可能である。
https://www.seikei.ac.jp/gakuen/esd/upload/docs/ConferenceReport2025.pdf
2.千葉県内のユネスコスクール活動支援
松戸国際高校での講演や、高校生たちのポスタープレゼンに対する講評等、様々な交流をしています。また、千葉県高校教育研究会ESD部会でも千葉県内高校と交流をしています。また、市川市ユネスコ協会主催の「ESD~SDGs実践発表会」を通じて、市川市内のユネスコスクールの小学校とも交流をしています。
3.ユネスコスクール加盟支援
現在、八千代市立睦小学校、八千代市立睦中学校の加盟申請を支援しています。
ESD活動紹介
1.全学的なPBL型アクティブラーニングの推進
それぞれの学部で(または学部横断で)、様々なPBL型アクティブラーニングを精力的に取り組んでいます。全学的な取り組みとして、エシカル消費啓発を目的としたイベント「CUC ETHICAL DAYS 2025」では、CUCエシカル学生クラブ、サービス創造学部のコミュニティカフェ・プロジェクト、リラックスサービス・プロジェクトが各種イベントを企画、運営を行いました。地域の子供に消費・労働・納税を通じて社会の仕組みを学んでもらうイベントである「キッズビジネスタウンいちかわ」を開催しています。千葉ロッテマリーンズや千葉ジェッツの公式戦を学生がプロデュースし、学部横断でプロモーションや観客満足度向上を目指す「千葉商科大学マッチデー」を毎年開催しています。小千谷市PRに貢献することを目的にした「新潟県小千谷市魅力発見プログラム」も実施されています。
学部としての取り組みとしては、人間社会学部の学生約30名が中心となり、”学生と地域をつなぐ新しいコミュニティをつくる”ことを目的とした「人間社会学部マルシェ」を開催しました。サービス創造学部では、正課科目のプロジェクト実践を中心にPBL型学習を展開し、2025年度はメディア、リラックスサービス、プロモーション、THE UD、スポーツビジネス、コミュニティカフェ、パーティ、ブライダルサービス、新サービス研究開発など9つのプロジェクトを開講しました。ブライダルサービス・プロジェクトでは、市川市ダイバーシティ推進課と連携し、SOGIEを視覚化した衣裳展示や投票、模擬挙式などを通じて、パートナーシップ・ファミリーシップ制度を含む多様な結婚・家族のあり方への理解促進に取り組みました。さらに、制度の届出者が記念撮影に活用できるフォトフレームを制作するなど、自治体サービスの拡充につながる提案も行っています。THE UD・プロジェクトでは、代替肉ソイミールの活用により温室効果ガス排出削減を意識し、有機大豆や千葉県産野菜の活用による地産地消にも配慮したソイミールカレーを企業と協働で開発しました。スポーツビジネス・プロジェクトでは、千葉ロッテマリーンズ、千葉ジェッツ、ジェフユナイテッド市原・千葉、オービックシーガルズと連携し、スポーツビジネスを学びながら新たなサービスの創造に挑戦しています。これらの活動は、年度末にあたる毎年2月のサービス創造フェスティバルにて、プロジェクトやゼミの成果をポスターセッション等で共有し、総括されます。あわせて同フェスティバル内で学生プロジェクト大賞の審査・表彰が行われ、年間の学びを締めくくります。総合政策学部は、千葉県鎌ケ谷市・白井市・印西市の3市と連携し、防災イベント「いきのこれ!! まなぼー祭」を開催しました。
PBLを実施しているゼミも多いです。2027年に神奈川県横浜市で開催される「GREEN×EXPO 2027」の推進プロジェクトとして、東武トップツアーズ株式会社と連携し、「手のひらサイズの自然、日本の園芸文化の隠れた名所へ。千葉県山武市で楽しむ盆栽体験& みかん狩りツアー」を企画・実施したゼミがあります。小学生に夏休みの居場所を提供しつつ、保護者の負担軽減に貢献する「サマーチルドレンプロジェクト2025」を開催したゼミもあります。
講義も、PBL型のものがあります。たとえば、「SDGs論」では、SDGsに関する理論的に学ぶとともに、学生がグループ毎にSDGs達成に貢献するためのプロジェクトを実践し報告プレゼンします。
2.高大連携
付属高校に対して、2019年度より、「総合的な探究の時間」を活用した高大連携プログラムを実施しています。1年生対象のプログラムでは、地球環境・社会問題に取り組んでいる企業・団体の活動に関する探究を支援しています。2年生対象のプログラムでは、SDGsに関する探究を支援し、成果物に対するコメントをしたり、教室を訪問して助言をしたり、最終発表会で審査員を務めたりしています。また、「金融リテラシー×SDGs」の支援もしています。
また、人間社会学部のほうで、「ESD教育、探求学習成果発表会」を実施しており、複数高校の代表生徒による「探究学習成果発表会」を実施し、それぞれの高校のESDを支援しています。
3.持続可能な社会の実現に向けて、大学として責任を果たす
持続可能な社会の実現に向けて、学生への教育だけでなく、大学自身も行動として示すことが重要だと考え、2019年に「千葉商科大学 SDGs行動憲章」を策定しました。キャンパスで消費するエネルギー量相当を大学自らが再生可能エネルギーで創出することを目指して、省エネルギーと太陽光発電設備の設置に取り組んできました。日本の大学として初めてRace to Zeroのキャンペーンに参加を表明し、2040年までのカーボンニュートラルを目指しています。営農型太陽光発電(ソーラーシェアリング)をキャンパス内と県内の畑でも実施し、学生がエネルギーだけでなく持続可能な農業を考える機会も作ってきました。
また、2023年より日本で5番目のフェアトレード大学として認定を受け、学食や大学生協でのフェアトレード商品の提供や販売等、フェアトレードの普及啓発活動を継続しています。これまでのダイバーシティ推進を明確にし、さらに発展させるために2023年に「ダイバーシティ推進宣言」を行いました。
4.学生たちによる自主的な取り組み
学生団体SONEは、大学の省エネの活動のために様々な取り組みをしています。他大学の学生にも参加を呼びかけ、学内の部屋を自分たちで断熱化(内窓を制作、壁に断熱材施工など)しました。また、市川市の小学生をキャンパスに招き、屋上太陽光発電設備や断熱教室を案内した。また、市内のイベントに出展し、来訪者にエネルギー関連の説明を実施しました。千葉県最大級の環境イベント「エコメッセちば2025」にて、千葉県の地球温暖化対策普及啓発事業の企画を支援し、イベント当日の運営にも参加しました。CUCエシカル学生クラブはフェアトレードに関する様々な啓発活動に取り組んでいます。「フェアトレード全国フォーラム2025 in 名古屋」にも参加しました。