2018年度活動報告
本年度の活動内容
環境, 減災・防災
本校は、「母なる豊川」を活動テーマとして、ESDを地域の自然を愛する心と捉え、ESDの実践を通して地域の自然の大切さやその自然を維持開発する力の育成を目標とした。また、本校は、海抜1m地帯にあり、大規模な地震が起こった際は液状化や津波が心配されることから、ESDの実践を通じて、防災・減災を心がける力の育成も目標とした。
①母なる豊川にかかわる活動
ア カヌー体験活動
平成2年度から実施しており、本校の伝統行事の一つとなっている。
毎年、1年生が6月に実施している。当日までの準備・活動は以下のとおりである。
○パドル講習会・・・ライフジャケットの着用・パドリングの方法
○水難事故防止講習会・・・水難事故の実態とその回避方法
○プール練習会・・・プールで実際にカヌーに乗船
○豊川清掃・・・乗降場所・トイレ等の清掃
○豊川練習会・・・豊川で実際にカヌーに乗船
このカヌー体験を通じて、豊川の自然環境や仲間との協力の大切さ(2人乗りカヌーで学級ごとにリレーで行う)を育むことにつながっている。また、救助艇や伴走していただいている地域の方への感謝の気持ち、不慮の事故への対策としての救命救急講習も実施している。
イ 豊川クリーン活動
生徒会主催のボランティア活動として、PTA・校区健全育成会の協力を得て実施した。地域との合同行事であり、地域に根づいた活動となっている。本校生徒から地域へ環境保全を発信し、地域へのかかわりをより強固で深いものにすると同時に、生徒の自主性・責任感を育むことにもつながると考えている。
②防災・減災にかかわる活動
ア 避難訓練
本校は、海抜1m地帯にあり、大規模な地震が起こった際,液状化や津波が心配される。東日本大震災を期に、学校危機管理マニュアル・学校安全マニュアル等を見直すとともに、より現実を想定した避難訓練を実施している。
イ 防災まちづくりモデル校区
市の防災危機管理課より指定を受けて、幼保小や地域と連携して、防災学習会(講演会)や校区防災訓練、防災マップを作成して、継続的に取り組んでいく予定である。
来年度の活動計画
5月 豊川クリーン活動
6月 カヌー体験(1年生)
9月 地域防災訓練 校内避難訓練