• やちよしりつかやだちゅうがっこう
  • 八千代市立萱田中学校〔キャンディデート校〕

  • Yachiyo City Kayada Junior High School
  • 種別, 地区
  • 主な活動分野減災・防災, 気候変動, エネルギー, 環境, 国際理解, 平和, 人権, ジェンダー平等, 健康, 食育

所在地 〒276-0042 八千代市ゆりのき台7丁目8番地1
電話番号 047-485-6640
ホームページ https://www.yachiyo.ed.jp/jkayada/
加盟年 -

2023年度活動報告

活動分野

減災・防災, エネルギー, 環境, 国際理解, 平和, ジェンダー平等, 食育, グローバル・シチズンシップ教育(GCED)

2022年12月~2023年3月:チャレンジ期間、2023年4月~:キャンディデート校

本校は,「自ら考え,主体的に判断し,行動できる生徒の育成」~想いを感じ,想いに応える~を学校理念として,ユネスコスクールが重点的に取り組む3つの分野を通して,持続可能な社会の創り手の育成に取り組んでいる。

1.地球市民および平和と非暴力の文化

毎年,中学2年生が市の主催している「国際平和作文コンクール」に参加している。今年度は「ユニセフと世界の子どもたち」のビデオを見て,今自分が地域貢献していること,もしくは,これから自分が世界に貢献できることについて作文にまとめた。また,全学年で各週かかさずに道徳の授業に取り組み,違いを乗り越え,誰もがその背景によらず,人として尊重される社会の実現を目指している。

2.持続可能な開発および持続可能なライフスタイル

5月にごみゼロ運動として,ゆりのき通りや飯綱公園,萱田近隣公園を分担してゴミ拾いをする活動を行った。5月30日だけでなく,どうすればゴミが少なくなるのかをクラスごとに考え,模造紙等にまとめる活動をした。

6月に保健委員会で,手を清潔に保てるように,ハンカチチェックを行う~SDGs目標達成のために節水を心がけよう~の活動を行い,手を洗う時に無駄に水を使わないこと,水を出しっぱなしにしないことを呼びかけた。

10月には男女共同参画センターと協力して,4コマ漫画で「ナイス参画」のタイトルでジェンダー平等を呼びかける活動をした。10月からの衣替えのタイミングで女子のスラックス導入を行ったので,良いきっかけになった。

11月に給食委員会が「すっから食缶キャンペーン」プロジェクトを行い,子どもサミットと生徒会を中心に,全校で食缶を空にするとシールがもらえる活動を行い,食品ロスを心がけた。

また,学校の教育活動を地域に発信し,学校に対する理解を深め,学校に対する地域の支援・協力体制を整備することを目的に,萱田地区3校合同1000カ所ミニ集会で10月に萱田中学校の代表生徒が本校のSDGsの取組を発表し,地域の方からの質疑応答に応えた。

3.異文化学習および文化の多様性と文化遺産の尊重

今年度も引き続き,文部科学省がおこなっておる「通訳・翻訳プログラムを利用した国際共同授業」事業に中学3年生が参加し,6月と9月と2回韓国の中学校2年生と交流した。

6月のテーマは,「学校とクラス紹介」「わが町の紹介」「伝統料理の紹介」「伝統文化と観光地の紹介」「あいさつの言葉を教える」の5つを韓国の生徒,日本の生徒で準備し,パワーポイントを利用してお互いの文化について,発表し質問を行った。

9月のテーマはSDGS17のゴールのうち,大事だと思うものをランキングで発表し,その理由と自分が取り組んでいる活動について発表し,質疑応答した。

今年度はkyunghee中学校と交流し,昨年度の経験を生かして,発表だけでなく質問をしあう活動を取り入れたことで,より積極的な意見交換が行え,生徒の異文化学習を行うことができた。

来年度の活動計画

令和6年度も引き続き,「地球市民および平和と非暴力の文化」に沿った活動,「持続可能な開発及び持続可能なライフスタイル」に沿った活動,「異文化学習および文化の多様性と文化遺産の尊重」に沿った活動を3本柱に置きながら,生徒中心の活動を進めていくが,5月には地域の多様なステークホルダーとの連携を通じて,持続可能な社会の構築のため,職場体験学習を再開する予定である。また,ボランティア部,吹奏楽部,合唱部,美術部,PC部などの文化部を中心に地域のお祭り,高齢者との交流,ゴミ拾いなどに参加する予定である。

授業では,本校の研究主題である「志をもち,未来を切り拓くための学びの確立~生徒主体の活動ESDを通して~を実現するために,2点の活動に取り組んでいく。

1 SDGs17のカードの黒板への掲示

年間を見通したESDの実施に向けSDGs17のカードを単元ごとに提示し,育成すべ資質を見える化する,活動を全職員で取り組んでいく。その際に,教員が提示するのではなく,単元で迫る目標は,17のゴールの何に関連するか,生徒自ら考えるように心がける。

2 生徒の主体性の育成

授業や行事を通して「自己決定」「互いに認め合い,協力し合う」場と機会を教員が意識的に設定しする。また,「生徒一人ひとりの活躍」できたかどうかを,振り返り,自己有用感が高まる振り返りの場も設けるように学校全体で取り組んでいく。

過去の活動報告