2019年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

生物多様性, 海洋, 減災・防災, 気候変動, エネルギー, 環境, 文化多様性, 世界遺産・地域の文化財等, 国際理解, 平和, 人権, ジェンダー平等, 福祉, 持続可能な生産と消費

 登校は「持続可能な社会の担い手」を学校活動テーマとして、ESDを「生徒一人一人がこれからの社会をより良く生き抜くための現代社会の課題として捉え、身近なところから取り組む資質・能力の育成を目標としている。具体的には、
1.エコ活動を通して係わる活動
 (1)グリーンカーテン活動
   5月に事務室、技術室横の花壇にゴーヤーを定植した。どちらの部屋も東向きで、7~9月に強烈な朝日が差し込み、1限目から30℃を超える。しかし、グリーンカーテンが熱をほとんど反射するため、グリーンカーテンができる頃には、30℃を超えることがないことを生徒は実感している。また、技術科の教員が節電の学習を行うことで相乗効果がみられる。
 (2)太陽光エネルギー活動
   本校には、太陽光発電のシステムが設置されており、毎日、発電力量(総発電力量、CO2削減量)を見て、再生エネルギーの重要性を学習できる。
 (3)食育に係わる学習
   栄養教諭が、昼の放送や掲示、給食たよりを通して、残食ゼロの取組、伝統料理、食と健康、食の安全、国内や世界のつながり等について指導している。
2.個人探求課題に係わる学習
   3年の総合的な学習の時間の活動として、各自が「各企業の実践している地域貢献、環境、国際貢献、福祉」等について調べた。優秀者は文化祭で発表した。
3.学習指導要領等を踏まえた(各教科との横断的な)学習
   社会科「環境問題や環境保全、国際社会の諸問題」、理科「資源・エネルギー、科学技術」、保健体育「スポーツの意義」、音楽科「伝統音楽」、美術「伝統と文化」、技術・家庭科「エネルギー変換、生物育成、消費生活が環境に与える影響」、英語科「国際理解、国際協調」、道徳「郷土を愛する心」等のつながりを大切にしたカリキュラムマネジメントを行っている。

来年度の活動計画

1.エコ活動を通して係わる活動
 (1)グリーンカーテン活動
  ・ゴーヤーのグリーンカーテンを通した、節電(エネルギー)の学習
 (2)太陽光エネルギー活動
  ・再生エネルギーの学習
 (3)食育に係わる学習
  ・残食ゼロの取組、伝統料理、食と健康、食の安全、国内や世界のつながりの学習
2.個人探求課題に係わる学習
  ・地域貢献、環境、国際貢献、福祉等の調べ学習
3.学習指導要領等を踏まえた(各教科との横断的な)学習
  ・各教科、道徳、学校行事等の教育課程を通したカリキュラム・マネジメント