2018年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

エネルギー, 環境, 平和, 人権, 持続可能な生産と消費, 貧困

当校は、「鶴っ子・エコ活動」をテーマとして、身近な環境問題に取り組むことをきっかけとし、ESDの実践を通して将来にわたっていろいろな問題を解決しようとする態度の育成を目標とした。

具体的には、環境委員会を中心に、電気エコ・水エコ・紙エコ・ペットボトルキャップエコを柱とし、①電気エコに係わる活動、②水エコに係わる教育、③紙エコに係わる学習、④ペットボトルキャップエコに係わる学習を行った。

① 電気エコに係わる活動

 毎月の電気使用量を棒グラフにして掲示し、昨年との違いをチェックし、

放送や全校集会で電気の節約を呼び掛けた。

② 水エコに係わる学習

・毎月の水使用量を棒グラフにして掲示し、昨年との違いをチェックし、放送や全校集会で水の節約を呼び掛けた。

 ・

水使用量が多くなる夏に、全校集会で節水の呼びかけを行った。(1㎥の模型を提示し、1㎥の水の量を意識させるようにした。)

① 紙エコに係わる学習

・掃除で出るゴミをチェックし、紙が混ざっている場合は、取り出してリサイ

クルに出し、それ以外は重さを毎日測って、1カ月の合計から1日平均の排

出量を計算して目標2㎏の目標値を超えないようにした。

 ・書きそんじハガキを集めてユネスコに送ることによって、途上国の役に立っ

ていることを放送で紹介し、集まったハガキをユネスコに送った。

① ペットボトルキャップエコに係わる学習

・ボランティア活動として、ペットボトルのキャップを集め(エコキャップ)、

団体に送って、ポリオワクチンに変える活動を続けて行っている。

エコキャップの回収量を増やすために、何のために集めるのかを放送やエコ

通信などで全校に知らせた。期間を決めてクラスごとにエコキャップの回収

を行い、回収量が多いクラスを表彰した。

 ・集まったエコキャップの量を計測し、何人分のワクチンに該当するか表に表して掲示することで全校への意識づけを行った。

来年度の活動計画

○電気使用量の削減

・教室などの照明はこまめに消す。

○水使用量の削減

・水道の蛇口は確実に閉め、流しっ放しをしない。

・雨水タンクの水を畑や花壇の水やりに使う。

○紙ごみ排出量の削減

・使用済み用紙をプリント等に使う。

・資源回収ボックスで再生を進め、回収する。

・もう一回ボックスで使用済み用紙の裏面の利用に努める。

・細かい紙でも資源回収に出し、回収する。

・100%古紙配合の再生紙を使用し、両面印刷や使用済み用紙の裏面を利用する。

・事務手続書類の簡素化のためメールを活用する。

・使用済み封筒を再利用する。

・年2回の資源回収に参加し、段ボール、新聞、雑誌の回収に努める。

○二酸化炭素排出量の削減

・1年生が間引きしたアサガオやゴーヤ、ひょうたんなどのグリーンカーテンを設置する。

・ペットボトルキャップを捨てずに集め、ごみの減量化と開発途上国の子ども達へのワクチンに寄与する。

・事務用品などは、環境配慮型の商品の購入を進める。

・空調の適温化(冷房28度程度、暖房20度程度)

・クールビズやウォームビズを実践する。

〈その他〉

・エコ通信を発行し、学校の取り組みの様子を知らせたり、家庭でのエコ意識を高めたりする。

・夏季休業に省エネ・節電アクションプランに取り組むよう家庭に呼びかける。