2022年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

環境, 文化多様性, 人権, 福祉, 持続可能な生産と消費, 食育

本校は教育目標「挑み続ける子」を活動テーマとして、ESDの実践を通して地域の人々とのつながりを大切にした活動をしている。地域を学びの場として、さまざまな体験を通して学習し発信していく力の育成を目標に、本年度も活動を行ってきた。
<学びの場としての地域活動>
学びの場の活動では、5年生総合的な学習の「米作り」の学習の最後に、地元のお米「ミネアサヒ」の宣伝方法を考えた。この体験を通して、地元のお米「ミネアサヒ」を宣伝できてよかったという達成感とこれからも応援し続けたいという思いをもつようになった。
<ふるさと先生との活動>
地元農家さんをお招きして地元のブランド米であるミネアサヒの栽培や地元特産の野菜つくりなどを教えていただく中で、ふるさと先生に学ぶ活動を行った。これらの活動から、野菜などを育てる難しさや収穫の喜びを学ぶ機会となった。また、特産物を発展させようとする生産者の思いや工夫、ふるさと作手を大切に思う心を養うことができた。
<コミュニティスクールとしての協働活動>
作手小学校はコミュニティスクールの拠点として、園・小・中・高連携の交流館での作品展をはじめ、作手地区学校運営協議会による園・小・中地域との情報共有を積極的に行っている。こうした中、地元の高校との交流活動として、パンジーの寄せ植え作業やクリスマスリース作りを行った。コミュニティスクールとしての協働作業が子どもたちの豊かな成長を支えており、「地域とともにある学校づくり」を実践することができた。

来年度の活動計画

<学びの場としての地域活動>
<ふるさと先生との活動>
<コミュニティスクールとしての協働活動>
<福祉体験教室>
<ふるさと作手の歴史ガイド活動>

低学年では幅広い年代との交流を生活科と関連付けた地域探検、中学年では、自然に目を向けつつ地域の方の知恵をお借りして水生生物調査や特色ある地域産業の学習、高学年では地域の活性化に取り組むことを軸に地域の歴史を学び、歴史ガイドボランティアをはじめとした地域発展に貢献する活動を行っていこうと考えている。