2019年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

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本校は、「自立・友愛・創造」を学校理念として、ESDを「地域とのかかわりの中で継続可能な社会づくりへ貢献していくもの」と捉え、ESDの実践を通して責任をもち,すすんで行動する力や自ら学び考える力の育成を目標とした。

本校の伝統である「あいさつ・歌・ボランティア」。その中の一つに、生徒会役員が中心となって休日に行うホリデーボランティア(ホリボラ)と挨拶ボランティア(あいボラ)いうものがある。

① ホリデーボランティア活動

ホリボラについては、以前は公園清掃だけであったが、現在は公園清掃が4回、小学校防災訓練での手伝いボランティアが1回、小学校運動会および小学校区の運動会の手伝いボランティアが2回、「トイレ掃除に学ぶ会」の方の指導のもとで学校のトイレ掃除をする活動が1回、PTAバザーの準備・手伝いが1回と多岐にわたるようになった。公園清掃は校区内の11の公園を学年混合の班に分かれて掃除をする。落ち葉集めや草取り、トイレ掃除などが主な活動である。

班編成から清掃道具の準備、当日のはじめの会・終わりの会まで生徒会役員が中心になって行う。本年度行われた第5回ホリボラは、延べ216名の生徒が参加した。こうした取り組みは、愛知県のESD担当者の間でも優良活動として認知されている。また、運動会の手伝いについても、小学校や校区の方から「本当に助かっている」という声を多くいただいている。地域の人と地域のために活動することで、地域を愛する心や「地域をよくしたい」と思う心が育ってきている。

②挨拶ボランティア

 あいボラは、平成27年度から「挨拶も盛り上げよう」という思いで生徒会役員が中心となってはじめた。毎朝、有志で校門付近に立ち、生徒や地域の方に挨拶をしている。中には、野球部や吹奏楽部など部活動の仲間に参加を呼びかけ、部活動単位で活動している生徒もいる。毎朝学校の前を通る地域の方からは、「朝から元気な声で挨拶をされると気持ちがいい」という声をいただいている。

来年度の活動計画

 2020年度は、これまで取り組んできたホリデーボランティアの継続と地域との連携を図っていきたい。また、あいボラは近年人数が減少傾向のため、生徒会役員が中心となって人数を増やしていきたい。