2020年度活動報告

本年度の活動内容

2020年度の活動内容です。

本校では，「持続可能な発展・開発」にもとづく①海洋資源の保護・生物多様性，②ものづくり，の２点

を中心に活動しました。

①海洋資源の保護・生物多様性

海洋環境の改善活動に取り組むことは，生物多様性の保全につながっています。

徳島県南部にある志和岐港内の藻場や海洋生物の調査に取り組んでいます。

港内では，ムラサキウニが繁殖し，海藻を食べることで藻場が減少しています。藻場が減少することで海洋生物が減少しています。そこで，ムラサキウニを捕獲し，藻場の再生に取り組んでいます。また，捕獲したムラサキウニについても，廃棄せず畜養する方法を検討しています。

　

また，絶滅危惧種であるカワバタモロコの繁殖にも取り組んでいます。

 

②ものづくり

脱炭素社会を目指して，再生可能エネルギーの研究に取り組んでいます。

実験装置についても，自ら製作しながら研究を進めています。

今年度は，身近な材料を使った風力発電，太陽熱の利用，炭発電に取り組みました。

来年度の活動計画

今年度の研究を継続して行います。

また，新型コロナウイルス感染拡大が収束すれば，「地域の防災力を向上するための防災教育」，

「ドイツや台湾との国際交流」を再開する予定です。