2021年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

生物多様性, 減災・防災, エネルギー, 福祉

【防災】
〇砂防学習(4年)
・地域で起きた土砂災害について地元の方から話を聞く会  ・地域の砂防巡り
・京都大学防災研究所による授業[土砂災害の仕組みを知る、クロスロードゲームに挑戦等])
〇命を守る訓練(全校・年間約10回)
・予告なしの訓練  ・これまでにない条件での訓練(職員の車で避難、障害物がある場所での避難等)
・訓練後の児童会委員会による振り返りの会
〇防災士による防災学習(全校)
・(1・2年)防災の基礎 ・(3・4年)DIG訓練 ・(全校)避難方法・非常時の持ち出し品についての学習

この地域は北アルプスの急崚な山々の谷間であり、砂防ダムが点在している。4年生の砂防ダムについて学ぶ学習は地域の防災の担い手を育てる上でも重要であると考える。経験者や専門家の講話、実験や観察を通して、様々な観点から防災について学ぶことができた。命を守る訓練、防災学習も計画的に実施し、年間を通して防災について児童自らが考える時間を設けている、

【生物多様性】(6年)
〇猟師に学ぶ(獣害の現状について、動物の種類と特性、狩猟の歴史、狩猟方法、命を生かす[共生])
〇革を使った工作(財布・トレイ等)

私たちの住んでいる地域の自然環境について、課題意識をもつきっかけとなり、若い漁師の取り組みから生物多様性について理解を深めることができた、

【エネルギー】(3・4・5年)
〇太陽光を使ったイルミネーションタワーや看板の制作(地域に飾って、町を明るく元気にする取り組み)

学校周辺や保育園、地域の交差点に設置。今後は平湯料金所への設置も計画している。児童は太陽光の利用価値に気づくことができ、美しいイルミネーションは地域の方にも喜ばれた。

【福祉】(3年)
〇車椅子体験   ・お年寄りの方とのグランドゴルフ  ・視覚障害体験

体験を通した活動を中心に学んだ。グランドゴルフでは、地域に住んでみえる方と知り合い、対話や活動を通して温かい交流をすることができた。

【環境】
〇森林学習(5年・森林の役割について学ぼう、山の植物を知ろう、巨樹を訪ねて)
〇カワゲラウォッチング(4年)

豊かな自然は、当たり前にあるのでなく、人々の手によって守られているということを知る大切な活動である。実際に足を運び、自然の良さや不思議に触れることで疑問がわき、学びにつながった

来年度の活動計画

【防災】
〇砂防学習
・洞谷災害について聞く(講師:地域人材)  ・奥飛騨砂防塾訪問及び砂防施設めぐり
・砂防講演会(防災科学技術研究所専門員)  ※NPO法人神通砂防の協力による
・京都大学防災研究所による防災教育(土砂災害のしくみ、みんなで防災空日記、クロスロードゲーム、融雪型泥流と防災空日記)
〇命を守る訓練(年間10回)
〇防災学習
・DIG訓練  ・火山学習  ・防災の基礎  ※県防災課の協力による
・全校防災学習   ※まちづくり協議会 市民防災協力団体の協力による

【生物多様性】(6年)
〇猟師に学ぶ
〇革を使った工作

【福祉】(3年)
〇車椅子体験   ・お年寄りの方とのグランドゴルフ  ・視覚障害体験

【環境】
〇森林学習(5年・森林の役割について学ぼう、山の植物を知ろう、巨樹を訪ねて)
〇カワゲラウォッチング(4年)