2022年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

減災・防災, 気候変動, 環境, 文化多様性, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 国際理解, 平和, 人権, 健康, ジオパーク, グローバル・シチズンシップ教育(GCED)

校は、教育目標である「自主自立」を学校理念として、ユネスコスクールが重点的に取り組む3つの分野を通して、本校が掲げる4つの力「人間力・知力・国際力・情報力」の向上を目標とした。

<活動内容>

 高崎商科大学との高大連携接続プロジェクトの実施

・3.5本の矢プロジェクト「vege de マリアージュ」

群馬県が提唱する「群馬県農畜産物ブランド力強化戦略」を支援する活動として、無印良品のスタッフの指導のもと、本学の学生と高校生がレシピの考案や接客・販売ノウハウを学び、販売実習を通して地域の活性に繋がる取り組みを実施した。(上毛新聞掲載)

・3.5本の矢プロジェクト「いのBENプロジェクト2022」

  本学がJAファーマーズと連携し、本学の学生や高校生が、新規店舗オープン記念弁当を開発し販売した。約3カ月におよぶワークショップや企画提案プレゼンを通じ、論理的思考や表現力、協働力の養成、課題発見や解決力の向上に取り組んだ。

 ユニクロgu届けよう服のチカラプロジェクト2022への参加

  ユニクロguを展開するファーストリテイリング社が取り組むプロジェクトに3年連続で参加をした。10月に開催した文化祭「商大附高祭」期間を軸に教職員、生徒保護者を対象に古着(こども服)を回収し送る。送られたこども服は、UNHCRを通じ難民キャンプへ送られた。過去3年間のうち今年度は、過去最高の回収量であった。

 普通科2年進学コース総合的な探究の時間「キャッチコピーワークショップ」

  プロのコピーライターおよび本学スタッフの指導を仰ぎ、群馬県の魅力を伝えるキャッチコピーを考案し、郷土の自然や文化財、産業など、地域の魅力を考え、再認識することで「Think Globally、 Act Locally」を体現した。

 青少年赤十字創設100周年記念令和4年度国際交流事業への参加

 「気候変動~未来と世界をまもる行動をともに~」をテーマにJRC国内メンバーと海外メンバーがオンラインで意見交換や発表、課題発見や提言を行った。本校JRC部員も参加し、意見交換や発表を行った。

 健康・人権 いのちを考える学習(2年生)

  群馬県助産師会より講師を招き、出産を通じていのちの尊さや人権、健康など多様な分野についての学びを深めるワークショップを実施

来年度の活動計画

(1)  修学旅行(2年)の実施 SDGsやESDを念頭においたプログラムの実践

・普通科特選特進特進国際コース 

SDG2/15 耕作放棄地と化す都市農地から新しい農業の形を考えるツアー(京都)

SDG10/16 外国人との交流を通じて、誰もが住みよいまちを考えるツアー(京都)

SDG3/11 地域医療のあり方から地域の課題を考えるツアー(大阪八尾市)

SDG8/10 障がいのある人でも働くことができる社会を考えるツアー(兵庫川西市)

の中からコースを選択。事前学習・振り返りを行うワークショップの実施

・普通科進学コース

   災害防災学習・・・熊本城の復興の様子や雲仙普賢岳(ジオパーク)の見学や体験学習を念頭に、探究の時間に事前学習し、現地でのワークショップ

   平和学習・・・長崎の原爆爆心地・原爆資料館でのワークショップ、語り部による被爆体験の講話を実施

・総合ビジネス科

世界遺産学習

   平和学習・・・広島原爆ドーム・資料館・碑めぐりガイドでのワークショップ

   文化遺産学習・・・宮島(厳島神社)見学でのワークショップ 

   世界遺産登録に向けての活動を展開する別子銅山でのワークショップ

(2)  国際交流事業の再開

   海外教育研修(アメリカホームステイプログラム)・・・シアトル市近郊にて

   ベトナムSSP(本学との高大連携接続プログラム)・・・ハノイ国家大学との交流

(3)その他の活動

・ユニクロgu届けよう服のチカラプロジェクト2023への参加

・いのちの学習・ワークショップ  

・世界遺産検定の実施とそれに向けての学習活動

・「国語科教諭と辞書アプリDONGRIを運営するEAST EDUCATIONとの授業実践」の実施