2020年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

生物多様性, 減災・防災, 気候変動, エネルギー, 環境, 国際理解, 人権, 福祉, 持続可能な生産と消費, 健康

ユニセフリーダー講座(リモート)

ユニセフリーダー講座(リモート)

ユニセフリーダー講座(リモート)

本校は、静岡県内唯一の都市型総合学科高校、静岡市駿河区唯一の公立高校、特別支援学校の分校(高等部)を併置している学校といった特色を持ち、「適切な判断力を持ち、個性を確立すると共に、他者と協働し主体的に社会の持続可能な発展に貢献する人を育てる」を教育目標に掲げ、校務文章の総合学科企画課が中心となって推進し、総合学科高校ならではの多様な選択科目や諸活動を通して、全ての生徒・職員がESD for 2030(SDGs)を意識した取り組みに臨んでいる。

2020年度は、SDGsの目標4、5、8、11、12、17をホールスクールアプローチで取り組む課題に位置付けて、「キャリア探究 with SDGs支援プログラム」に基づき、企業や行政などとの連携協働しながら、①共生・共育推進プロジェクト、②協働・共創プロジェクト、③自己実現プロジェクトに取り組み、静岡市SDGs宣言事業所の認定を受けた。また、保護者の理解・共感を促進するために、各家庭に対してもインターネット通信を活用したESD for 2030(SDGs)講義動画を配信したり、学校ホームページによる情報発信をしたり、WEB会議システムなどを利用したりして、コミュニケーションの確保に努めた。

国連が定める記念日については、総合学科企画課が朝の職員打ち合わせで全職員に紹介し、クラス担任が朝のSHRで生徒に伝え、生物多様性・気候変動・人権・フェアトレードやエシカル消費・エネルギーといった地球規模の問題に対する問題意識の喚起や行動変容を促すように努めている。

本校は、静岡県内唯一の都市型総合学科高校、静岡市駿河区唯一の公立高校、特別支援学校の分校(高等部)を併置している学校といった特色を持ち、「適切な判断力を持ち、個性を確立すると共に、他者と協働し主体的に社会の持続可能な発展に貢献する人を育てる」を教育目標に掲げ、校務文章の総合学科企画課が中心となって推進し、総合学科高校ならではの多様な選択科目や諸活動を通して、全ての生徒・職員がESD for 2030(SDGs)を意識した取り組みに臨んでいる。

2020年度は、SDGsの目標4、5、8、11、12、17をホールスクールアプローチで取り組む課題に位置付けて、「キャリア探究 with SDGs支援プログラム」に基づき、企業や行政などとの連携協働しながら、①共生・共育推進プロジェクト、②協働・共創プロジェクト、③自己実現プロジェクトに取り組み、静岡市SDGs宣言事業所の認定を受けた。また、保護者の理解・共感を促進するために、各家庭に対してもインターネット通信を活用したESD for 2030(SDGs)講義動画を配信したり、学校ホームページによる情報発信をしたり、WEB会議システムなどを利用したりして、コミュニケーションの確保に努めた。

国連が定める記念日については、総合学科企画課が朝の職員打ち合わせで全職員に紹介し、クラス担任が朝のSHRで生徒に伝え、生物多様性・気候変動・人権・フェアトレードやエシカル消費・エネルギーといった地球規模の問題に対する問題意識の喚起や行動変容を促すように努めている。

 

(共生・共育推進プロジェクトに係わる活動)

併置している特別支援学校分校に在籍する生徒と、文化祭や体育祭といった学校行事に加え、部活動やLHR、合同授業などの日常的な交流を数多く経験することで、異なる個性を持つ多様な他者との交流や助け合うことに対する「当たり前感覚」を養った。

(協働・共創プロジェクトに係わる活動)

総合学科高校のみに設定されている「産業社会と人間」や「総合的な学習/探究の時間」を、主体的・対話的で深い学びを追究し続ける土台づくりの時間と位置付け、年次に応じた「生徒がつくる授業(1年:将来を考えるワークショップ、2年:思考力・判断力・表現力を鍛えるビブリオバトル、3年:自主設定テーマに基づく課題研究発表)」を実施した。

「総合的な学習/探究の時間」で培った課題研究メソッドを活かして、2050年のエネルギー問題を考える「高校生エナジーピッチ」で藻類から〇〇を作り出す研究を発表して最優秀賞を受賞する生徒、「全国高校生うまいもん甲子園」で地元食材を活かしたレシピを考案して農林水産大臣賞を受賞する生徒、SDGs未来都市である静岡市が主催する「高校生まちづくりスクール(ビジネス編)」でZ世代をターゲットとしたマーケティングを考案して最優秀賞を受賞する生徒、ユニセフ・リーダー講座にリモート参加する生徒など、学校での学びを活用する場を学校外に求める生徒達が続出した。アウトプットを想定して課題設定し、仮説検証や実験などを重ねて課題解決に向けて主体的・協働的・探究的に取り組む生徒は、自分自身の自己有用感を高めると共に周囲にも好影響を与えている。

自己実現プロジェクトに係わる学習

1年次生は「(知っているを)広げる」、2年次生は「(よく調べ、比べて)選ぶ」、3年次生は「(志を立てて)挑む」のテーマに沿って、自他共に納得のいく生き方や在り方、学び方や働き方について、SDGsと関連付けながら追究している。進学希望にせよ就職希望にせよ、高校における実践活動を踏まえて志望理由を明確に伝えることができている様子で、進路目標の実現状況も良好である。

 

来年度の活動計画

新型コロナウィルスの感染拡大防止に最大限配慮しつつ、①共生・共育推進プロジェクト、②協働・共創プロジェクト、③自己実現プロジェクトの3プロジェクトの持続発展を図っていく。特に、ユース世代間の高め合いや多世代間の相互理解などを促進するために、企業や行政に加え、他の教育機関や地域との連携協働の機会を拡充していく。同時に、withコロナ時代にあって、直接対面による交流は困難であることが懸念されるため、ICT機器を活用した効果的な情報収集・処理・編集・発信・交換スキルを生徒も教員も共に高め合っていく機会をできる限り創出していこうと考えている。