2019年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

エネルギー, 環境

本校では,地球温暖化防止による環境保全を目的として,地域や専門家と連携しながら,「自分たちにできる省エネ」を発見し,実践し,発信して広げていく活動を通して,子どもたちの実践的な態度や自分たちの生活を支えているものや人に感謝する心を育ててきた。具体的には,日常的な省エネ活動を推進するための体験的な活動を行った。
① 日常的な省エネ活動
「下小もったいない憲法」のもと,児童と教職員でともに省エネ活動に取り組んでいる。憲法は全6条で,1条誰も使っていない部屋の電気を消しましょう,2条持ち物に名前を書いて最後まで大切に使いましょう,3条リサイクルをしましょう,4条水を大切に使いましょう,5条好き嫌いなく給食を食べましょう,6条お家にも省エネを広げましょう,である。
また,その一環として児童会がアルミ缶回収を行い,11月末までで昨年度を上回る2500kgのアルミ缶を回収することができた。省エネ委員会も毎週エコキャップ回収を行ったり、全校生に対し,「もったいない憲法」についての啓発活動を行ったりして,省エネに対する意識の向上を目指した。
② 省エネ活動を推進するための体験的な活動
4年生が学校の近くを流れる高瀬川の環境調査及び保全活動を行い,ゴミの分別の重要性や水の大切さについて理解することができた。また,5年生は無農薬のアイガモ農法で県特産の「おいで米」を作り,環境に優しい米づくりについて学習した。米作り体験は、1995年から続いており、今年度も木製の定規や水車など昔の道具を使って、貴重な農業体験を行った。

来年度の活動計画

児童会や省エネ委員会を中心とした日常的な省エネ活動やリサイクル活動を行う。特にアルミ缶回収については,今まで以上に力を入れるとともに,地域にもさらに発信していきたい。また,河川調査や保全活動,環境に優しい無農薬のアイガモ農法による米づくりも継続して取り組んでいく。