2022年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

生物多様性, エネルギー, 環境, 国際理解, ジェンダー平等, 福祉, 持続可能な生産と消費, エコパーク, その他の関連分野

 本校は、「人生を切り拓く探究力」として、新たな価値を創造する力・他を受け入れ協働する力・主体的に学び続ける力の育成を目標に活動してきた。

①「地球市民および平和と非暴力の文化」に関連して、2・3年生は、総合的な探究の時間での探究テーマを、SDGsを中心に据え、生徒一人ひとりが、選択・関連する分野を探究し、ポスター・プレゼンテーション・レポート等にまとめる活動を行った。新型コロナウィルス感染拡大防止の観点も含め、校内での発表となったが、各生徒がそれぞれの関心のある分野を探究した。また、本校は本年度が50周年ということもあり、周年行事において、一部生徒の口頭発表を実施した。

②「持続可能な開発および持続可能なライフスタイル」に関連して、先述の探究のテーマと重複している生徒もいるが、その活動以外に、本校ではサスティナ部という部活動が活動している。生ゴミを堆肥化させ、花壇を復活させたり、竹林の伐採及び竹炭の制作をしたりと多岐にわたる活動をしている。また、大学が開催する子どもキャンパスプロジェクトや愛知県のSDGs関連イベントに参加するなど、校内のみならず活動の幅を広げている。
また、ボランティア活動として、地域の環境保全活動に参加した。刈谷市主催の、外来種のオオキンケイギクの駆除活動に有志で参加した。

③「異文化学習および文化の多様性と文化遺産の尊重」に関連した活動は、日程の都合で本年度は実施が困難だった。大学へ留学してきている現職教員の方に英語の授業の一環として授業に複数回参加してもらった。また、サスティナ部と茶道部が、愛知教育大学への留学生と、茶道体験を通して交流を行うことができた。

来年度の活動計画

大学を通しての国際交流活動の拡充を検討している。また、令和4年度より新たに始まっている総合的な探究の時間「附高ゼミ」で各自が選択した学問分野から地域課題やSDGsへと問題を深め、考察・探究していけるよう活動していく予定である。また、刈谷市が主催するカキツバタ群落の保護活動と外来種駆除活動への積極的な参加を通じて、ユネスコエコパークを意識させたい。サスティナ部を中心として外部のSDGsイベントへの参加を通じ、他校との交流を深めていきたいと考えている。