• がっこうほうじんせいさ せいさちゅうがっこう・せいさこうとうがっこう
  • 学校法人星槎 星槎中学校・星槎高等学校〔キャンディデート校〕

  • SEISA High School・SEISA Junior High School
  • 種別, 地区
  • 主な活動分野生物多様性, 海洋, 気候変動, エネルギー, 環境, 文化多様性, 国際理解, 平和, 人権, ジェンダー平等, 健康, 貧困, その他の関連分野

所在地 〒中学校:226-0016、高等学校:241-0801 中学校:横浜市緑区霧が丘6-13、高等学校:神奈川県横浜市旭区若葉台4-35-1
電話番号 中学校:045-442-8687、高等学校045-442-8686
ホームページ 中学校:https://www.seisahighschool.ed.jp/jrh/、高等学校:https://www.seisahighschool.ed.jp/
加盟年 -

2023年度活動報告

活動分野

生物多様性, 気候変動, 環境, 文化多様性, 国際理解, 平和, 人権, 健康, 食育, 貧困

本校は、共生社会の実現をめざし、建学以来、「星槎の心=3つの約束(人を認める・人を排除しない・仲間を作る)」を軸に、人としての生き方・在り方を考え、共生社会創造を目指す「共感理解教育」を通して教育活動を推進し、建学の精神として「必要とする人々のために新たな道を創造し、人々が共生しえる社会の実現を目指し、それを成し遂げる。」という精神を基に、教育活動を行っている。これを基軸としてユネスコスクールが重点的に取り組む3つの分野を通して予測不能な未来を生ききるために、未来の地球を考える力(SDGs17の目標・169の

ターゲット達成に向けての活動ESD)、平和(命の大切さ、友愛)・多様性(異文化理解、個々の良い部分・悪い部分を認める)について深く理解できる力の育成を目標とした。

上記3つの分野を達成るするための具体的な活動として、SEISA Africa Asia Bridge(国際交流フェスティバル)が挙げられる。この活動は、子どもたちがアジア・アフリカに関する歴史、文化、社会を学び、異文化理解を深めるために実施している行事である。本年において特筆すべきは、ウクライナオデーサ市のアートスクー

ル生徒4名と教員1名を招き戦争の悲惨さを映像と言葉で訴える機会があり、現在、起きている分断・紛争・戦争・命について生徒に考えさせるきっかけとなった。本活動は、国・宗教・文化・言語・肌の色関係なく交流するフェスティバルであるため、本グループのスタッフであったロシア人と上記ウクライナ留

 

学生たちが食事をしながら交流を深める場面もあり、生徒・保護者が真の平和について、多様性の理解を身近に感じることができた。また本フェスティバルでは、生徒主体の探究活動の場として、SDGsの具現化のため、世界で起きている様々な諸問題に対して、どのようにアプローチしていけば持続可能な地球・社会を実現していけるかプレゼンテーション大会を行っている。生徒たちは具体的なSDGsの活動と結び付け、社会に向けた提言が発表された。

来年度の活動計画

前年に引き続き、国際交流フェスティバルを実施し、その中身をさらに発展させ、充実させたものとして進めていく方針である。第一に、従来続けてきた生徒主体の探究活動発表の場に参加する生徒を増やし、より闊達な学びの空間を創出する。第二に、新しい取り組みとして世界の国々とのかけ橋になること・SDGs17の目標1番目の目標「貧困をなくそう」2番目の目標「飢餓をゼロに」に関して、募金活動やフードバンク等に一層力を入れていく。これらの活動から日本を代表するESD(持続可能な開発のための教育)実践校を目指し、ユネスコスクールのネットワークをフルに活かし、日本を越えて世界との学びの機会を広げて実施していく。また、地域との連携で戦争体験講話の実施・サイパン海外研修での戦地見学・NY海外研修での同時多発テロ事件現場の見学(グランドゼロ)等で引き続き、平和について自分事として捉え、主体的に行動できるよう企図していく予定である。

過去の活動報告