• さってしりつさかえしょうがっこう
  • 幸手市立さかえ小学校〔キャンディデート校〕

  • Satte Municipal Sakae Elementary School
  • 種別, 地区
  • 主な活動分野海洋, 減災・防災, 人権, 福祉, 持続可能な生産と消費, 健康, その他の関連分野

所在地 〒340-0154 幸手市栄2-90
電話番号 0480-43-1509
ホームページ http://www.satte-stm.ed.jp/sakae-sho/
加盟年 -

2024年度活動報告

活動分野

海洋, 減災・防災, 環境, 国際理解, 人権, 福祉, 食育

2022年12月~2023年7月:チャレンジ期間、2023年8月~キャンディデート校

本校は、「夢をはぐくみ、夢をかなえ、夢を広げるさかえ小」~人に役立つ人の育成をめざして~を学校像として、ユネスコスクールが重点的に取り組む3つの分野を通して、人との関わりから相手のことを考える力、自ら気づき、考え、行動する力、非認知能力を育むことを目標とした。

①青少年赤十字活動に加盟登録しており、「気づき、考え、実行する」という態度目標を身につけ継続的に活動した。本校ではちょっとボランティア活動と称した奉仕活動を実践し、気づく目を養い考える活動場面(異年齢グループで)、気づき考えたことをもとに具体的に実践できることに取り組んだ。また、夏季には、校外でのリーダー研修会へ参加し、リーダーとしての資質向上、実践目標である「健康・安全、奉仕、国際理解・親善」の学びを深めた。特に、健康・安全では、救急救命法の学習を高学年で実施、奉仕では、身近でできることを意識し異年齢で取り組み、国際理解・親善では、広く世界の人々を知り、互いに助け合う気持ちを育む実践を行った。

②総合的な学習の時間で、5学年は、食と命を大きなテーマとして活動した。前期に食の知恵という観点で学び、後期には、ヒラメの陸上養殖について専門家から学び、6カ月にわたり、校内で実際に養殖を行った。持続可能な開発目標「14海の豊かさを守ろう」を意識し、陸上養殖の現状やこれからの食糧生産について、ヒラメの飼育、命を守る体験から学びを深めた。3学年ではバケツ稲の栽培、4学年では福祉体験と、各学年で体験活動を取り入れている。その結果、自己肯定感や粘り強さといった児童の非認知能力の向上につながっている。

③外国籍の児童(およそ1割)、保護者が外国籍の家庭が多く在籍している。このことを生かして、日々の学校生活で他者に対して ア自分との違いを許容する気持ちの育成 イ他者の考えや思いを受け止める力の向上 ウ互いのよさや可能性をみつけ尊重し合う態度の育成 を意識した異文化理解を進めた。一人一台タブレットを活用し、学級全員が意見を入力し、学級全体で交流できる学習を、国語・算数をはじめとした複数の教科で取り組んでいる。多くの意見に触れることで、様々な立場の意見を知り、互いの理解を深めることにつながっている。今後は、地域とのつながりを大切にしながら、さらに異文化についての理解、多様性について深める取組をこれからも進めていきたい。

来年度の活動計画

今年度の学びを継続しながら活動をしていく。それに合わせて、どの教科でも探究的な学習を取り入れ、自ら学び、考える力を更に向上させる。

○年間通じて

異年齢縦割り活動(なかよし活動):ちょっとボランティア活動、地域の方と遊びを通じたふれ合い

総合的な学習の時間:(3年生)幸手市アンバサダーになろう

(4年生)共に生きる

(5年生)ヒラメの陸上養殖

(6年生)自分の将来に向けて

○時期に応じて

青少年赤十字活動:リーダー研修(夏季休業中)、ちょっとボランティア活動(各学期1回程度)

救急救命講習(高学年、年間1回程度)

過去の活動報告