2018年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

国際理解

①国際交流に関する活動
国際交流活動として留学生を多数受け入れました。長期留学生はアメリカ、カザフスタン、ドイツ、エストニア、スロバキアから各1名ずつ計5名、また短期留学生としてアメリカ4名を加え、年間9名の留学生が在校生と共に学習しました。通常授業と合わせて、期間中の全ての年間行事に積極的に参加しました。校外においても留学生として、またそれぞれの所属する部活動としてさまざまな行事や企画に参加し交流を深めました。特に毎年参加している日本語スピーチコンテスト「世界平和弁論大会」においては、広島で平和を語り継ぐ意義について発表し、本校の1名が1位を獲得しました。
②校外ボランティア活動
地道に続けている活動の一つとして、本校最寄り駅周辺の清掃活動があります。生徒会からの発案で長く続けているものです。本校生徒が最も多く利用させていただいている電車駅周辺の清掃を生徒会執行部を中心に行っています。
③平和学習
高等部平和学習の一環として、呉市海事歴史科学館や第一術科学校を訪問しました。生徒たちと同年代だった特攻隊のみなさんの遺したものや言葉に触れ、現在ある平和が当たり前のものではないということを学びました。また、広島平和祈念公園において「碑巡り」を実施ました。広島では小学校から平和学習としてよく行われているものですが、年齢を経て改めて碑文を読み直し知識を深め、思いを新たにしていました。原爆資料館では資料の見学に加え、被爆者の語り部の方からお話を伺うのですが、近年ではお話を語り継ぐ新しい方々にもご協力いただいています。

来年度の活動計画

平成30年度と同様に国際交流、平和学習を中心に実施予定です。
特に留学生の受け入れや活動への支援には力を入れていきます。また本校から海外への長期留学にも積極的に取り組んでいきます。留学に向けての準備として、留学前1年間を通してグローバルパスポートと呼ばれる予備学習期間を設けています。