2022年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

減災・防災, 環境, 国際理解

本校は、「学校教育を通じて、地域・社会からの信頼や期待に高い水準で応えられる学園創り」を学校理念として、ESDを持続可能な社会の担い手を育む教育と捉えている。ESDの実践を通して様々な現代社会の課題を自らの問題として捉え、身近なところから取り組むことができる生徒の育成を目指している。

例年、自然環境との関係性、異文化との関係性、社会との関係性を柱に、1環境・防災教育に係わる活動、2国際理解に係わる学習、 3キャリア教育に係わる学習を行っている。今年度も新型コロナウィルス感染の拡大によって活動内容が大幅に制限されることとなったが、その中で今後につなげていくことを念頭にできる範囲のことを行った。

1 環境・防災教育に係わる活動

東日本大震災の被災地である福島県を訪れ、震災の状況やその後の防災の取り組みについての学習活動を行った。

また、SNSアプリ『ピリカ』を活用してゴミ拾いボランティアを行ったり、THKものづくり探究教材を利用して「捨てたくなる」自動分別ごみ箱ロボットを作る取り組みも行った。

2 国際理解に係わる学習

昨年度同様、海外研修・海外修学旅行が中止となり、教室での学習範囲にとどまった。

3 SDGsにかかわる教育

4年生(後期課程)において、マイナビ主催のキャリア甲子園に参加し、生徒たちが主体的にビジネスプランを作成する活動を行った。また、1の福島県での活動において、地域振興につながる企画運営にもかかわった。

また、SB Student Ambassadorとして、企画を考え論文を作成し、サスティナブルブランド国際会議でプレゼンテーションを行った。

来年度の活動計画

基本的には前年度を踏襲した活動を行う。 総合的な探究の時間においては、国際理解・異文化理解についての取り組みを実施する。また、サスティナブルブランド国際会議の学生招待プログラムへ参加できるように活動を続ける。

今年度に引き続き次年度も、「SDGs」の17のゴールを意識した取り組みを実施していく。