2022年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

減災・防災, 文化多様性, 国際理解, 人権, ジェンダー平等, 健康, 食育

本校は、「たくましく未来を拓く児童の育成」を学校教育目標に掲げ、①ユネスコスクール理念に掲げられている、地域文化の広い普及と、自由・平和のために、かつ、相互の援助および相互の関心の精神を持って、果たさなければならない神聖な義務を果たそうとする態度を育てる。②SDGs(持続可能な開発目標)を達成しようとする児童の育成のため、EDS(持続可能な開発のための教育)を意識した学習プログラムを構成し、人間の尊厳・平等・相互の尊重という民主主義の原理を守り、平等のもとに教養を培う素地を養う。ことをねらいとした。

地域に呼び掛けたリサイクル運動では、6年生を中心とした「服のチカラプロジェクト」と,「空き缶集め」を行った。「服のチカラプロジェクト」では,家庭で不要になった子供服を集め,ユニクロを通して,衣類がなくて困っている世界中の難民の子供たちに送った。「空き缶集め」では,集めた空き缶をリサイクル業者に依頼し,その収益金で図書館の本を購入した。

5年生の防災学習では,震災当時,被災した学校の校長先生としてお勤めしていた方の案内で,「震災遺構中浜小学校」を見学した。見学後は,2㎞ほどの道のりを,安全に避難できるルートを考えながら歩き,防災に対する意識を高めた。

竹馬交流会では,たてわり活動を通して異学年集団で協力し,昔から伝承されてきた遊びに触れるとともに,寒さに負けずに体力づくりに進んで参加することができた。

団七踊り引継ぎ式では,白石噺に所縁のあるお寺のご住職よりお話をうかがったり,地域の団七踊り保存会の方に踊りを見てもらったりした。団七踊りを通して地域との関りを持ち,学校の伝統としての踊りの継承に関心と意欲を持つことができた。

来年度の活動計画

令和5年度も,団七踊り,竹馬交流会,リサイクル活動を計画している。

団七踊り引継ぎ式では,6年生が4年生に指導し,30年もの間引き継がれてきた伝統を継承していく。

竹馬交流会では,大鷹沢地区特産の竹を使い,たてわり活動を通した異学年交流,地域の方や保護者との交流を行う。

リサイクル活動では,地域に呼びかけて空き缶や衣類などを保護者とともに集め,空き缶はリサイクル業者に依頼してその収益金で図書館の本を購入する。衣類はユニクロを通して,世界中の困っている子供たちに届ける。