2019年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

環境, 持続可能な生産と消費

当校は、「自ら学び、豊かな心で明るく健康的な子どもの育成」を学校教育目標に掲げ、ESDの実践を通して、「将来にわたって、持続可能な社会を構築するために一人一人が環境と深いつながりがあることを知り、身近な環境を大切にする心情を育てる。」という目標を設定した。また、身近な環境と積極的に関わりながら、地域の特色を生かし、友だち、家族、地域の方々など、「人とのかかわり」を大切にして豊かな心を育むとともに、食生活に関心を持ち、自ら食に関する考えを深めながら心身ともに健康な子どもの育成に努めていきたいと考えた。
具体的には、低学年では「自然に直接触れる体験と植物を育てる活動を重視し、豊かな感性を育てる。(SDGS目標11、15)」、中学年では「身近な地域でとれる農作物に関心を持ち、生産される農作物を使って調理し、食の大切さを知らせる。環境学習で地域の水の大切さを発信する。(SDGS目標11、14、15)」、高学年では「米づくり、独居老人へのもち配り等を通して、福祉の意義を理解させるとともに、地域と深い関わりを持ち、地域を愛する心情を育てる。(SDGS目標3、11、15)」としている。①低学年の活動、②中学年の活動、③高学年の活動を具体化し、実践へと結びつけていった。また、同じ「食」の領域で取り組んでいる北海道の留寿都小学校との交流活動も深めている。それぞれの取組は、学習発表会を始め、地域で催される『櫟野祭』『玉川どんど祭』等を通して発表・発信をしている。

来年度の活動計画

以下のことを重点内容として活動に取り組む。
1年生:ひとつぶのたねから(SDGS目標11、15)
※留寿都小との交流・・・イモの送付・お手紙
2年生:おいしいやさいをそだてよう(SDGS目標11、15)
※留寿都小との交流・・・イモの交流・だんごづくり
3年生:玉川探検隊(春・夏・秋・冬)(SDGS目標11、15)
※留寿都小学校との交流・・・玉川の農作物・みかん・お手紙
4年生:川の探検隊(地域の鳴川・諏訪川)(SDGS目標11、14、15)
※留寿都小学校との交流・・・環境学習の発信
5年生:米作りに挑戦:お年寄りにもちを配ろう(SDGS目標3、11、15)
※留寿都小学校との交流・・・もちつきまでの様子(写真)
6年生:玉川の野草を調理しよう(SDGS目標3、11、15)
※留寿都小学校との交流・・・野草の天ぷらのレシピ・写真
市及び地域の行事にも積極的に参加していく。(年間計画への位置づけ)