2019年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

エネルギー, 環境, 文化多様性, 世界遺産・地域の文化財等, 国際理解, 人権, 福祉

昨年度に引き続き、様々な視点からESD活動に取り組んでいる。挙げられるのは、①生徒会活動 ②総合的な学習の時間 ③部活動 ④授業 の点からである。

新たな取り組みとしては、岡山市と姉妹都市関係を結んでいるソフィア市(ブルガリア共和国)から、The National Dance Schoolの高校生2名、教員1名が来校され、加えて、現在広島県福山市に留学で来られている大学生1名にお越しいただいた。そして、県内ユネスコスクールの矢掛高等学校さん、岡山龍谷高等学校さんと歓迎交流会を実施した。

午前中は歓迎セレモニーとして、矢掛高校さんの備中神楽、岡山龍谷高校さんのチアリーディング、本校の琴、空手道部と和太鼓部の合同演武を披露した。ブルガリア共和国の方たちは動画を取りながら楽しんでいた。

 昼食後、英語での意見交換会を行った。各校のユネスコスクールとしての取り組みを発表した。The National Dance Schoolにも学校の特徴や取り組みを発表していただいた。

その後、調理科2年生の茶道の授業に参加した。初めての正座をして、和菓子と抹茶を楽しんでいただいた。
空手道部の専攻実技を見学していただいた。ブルガリア共和国でも盛んである空手を、本場の日本で見られたことを喜んでいた。

放課後は和太鼓部の練習に参加した。和太鼓部の生徒が英語を用いて説明を行い、ブルガリア共和国の方々にも和太鼓の体験をしていただいた。また、ダンススクールの生徒達だったので、和太鼓のリズムに合わせてダンスを披露してくださった。その後、自動車科実習場を見学していただき、非常に興味を持って実習車を見ていた。

詰め込まれた一日ではあったが、ブルガリア共和国の方々に楽しんでもらうことができた。また交流によって、本校の生徒たちも沢山のことを感じ取ってくれたのではないかと思う。

来年度の活動計画

昨年度からユネスコスクール課の課長となり、今までの取り組みを継続して、様々な学習活動の視点から活動を行ってきた。それらの点を顧みて、反省点を活かしながら継続、発展をさせていきたい。

 今年度は、ジンバブエ共和国の硬式野球選手団が来られたり、ブルガリア共和国からの生徒教員の訪問があったりと、生徒たちが海外の方々と交流する機会を設けることができた。来年度の予定では、一昨年のようにブルガリア共和国へ生徒を派遣する予定である。また、海外から訪問していただく予定もある。この機会を活かし、生徒たちの学びの幅を広げられたらと考えている。

文化祭でのフェアトレード商品の委託販売を4年間継続して行ってきて、定着しつつある。しかしまだまだ改善の余地がある。その改善点を修正し、フェアトレードの周知を促す情報発信をしていきたいと考えている。