2020年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

環境, 国際理解, 福祉

JA婦人部のゲストティーチャーから萎え上の手ほどきを受けました 5年生が車いすと白杖体験をしました。

本校の学校教育目標として「主体的・創造的に学び,心豊かで,たくましく生きる児童の育成」を掲げ,活力ある学校づくりと子供たち一人一人のよさや可能性を伸ばす教育の実践に努めている。

今年度はコロナ禍で6月から学校再開したものの,予定していた行事が軒並み中止となる中で,感染症防止に努めながらESDとして①国際理解 ②福祉 ③環境・緑化を中心に諸活動に取り組んだ。

①国際理解に係わる活動

ユニセフ募金の趣旨を説明し,同じ子供でも世界には飢餓や疫病,紛争などに苦しんでいる子供たちがいることについて伝え,福祉広報委員会(児童会活動)が中心になって募金活動を行った。

また,6年生の総合的な学習の時間の活動として古着回収をチラシや校内放送で呼び掛けて多くの古着を回収し,循環型社会への興味・関心を喚起することができた。

3年生以上だけでなく,1・2年生にも,本校に毎週来ているALTの先生とふれあう機会を定期的に設定することで,外国人と積極的にコミュニケーションを図ろうとしたり,外国の文化に触れたりすることができた。

②福祉に係わる教育

地域の特別養護老人ホームでの演奏や交流を行う活動は中止になったが,5年生が総合的な学習で車いすや白杖体験を実施し,それらをグループでまとめることで福祉の向上に寄与する態度や実践力の育成を図ることができた。

③環境・緑化に係わる教育

緑の少年団や緑化委員会を中心として,全学年が年間を通じての植栽や花壇の整備を行うとともに学年対抗で校庭の草取り大会を実施した。栽培活動では地域のJA女性部の協力をもらいながら1~3年生はサツマイモを栽培し,秋にも招いて一緒にサツマイモ掘りをした。4年生はヘチマ,5・6年生はジャガイモを栽培し,自然の豊かさを実感するとともに,自分たちで作った作物を調理するなど地産地消の考え方や,食育に活用した。

 

④その他

秋の収穫の喜びを味わい,地域との交流を深める「もがり祭」(収穫祭)を例年行っているが,この状況下で今年度は音楽発表会のみにとどまった。

 

 

 

 

 

 

来年度の活動計画

①国際理解教育…ユニセフ募金や外国語活動等を通して,他国の文化や歴史を理解し,我が国と共にそれらを大切にしようとする心情を育てる。

②平和・福祉教育…キャップハンディ体験や福祉施設との交流,各種募金活動,たてわり活動等を通して福祉についての理解を深め,互いに協力して平和で幸せな世界を作っていこうとする心情を育てる。

③環境・緑化教育…花壇や畑の整地や栽培やみどりの少年団の活動を通して,栽培に協力して頂いている方々への感謝の気持ちや,自然を大切にする心情を育てる。

④その他…もがり祭として,収穫した野菜を使って豚汁を作ったり,学区内を練り歩くみこしパレードなどをしたりして,食育や伝統文化教育を推進する。