2020年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

環境, 世界遺産・地域の文化財等, 減災・防災

「大林学びのプロジェクト」として学年ごとのテーマを設定し探究活動に取り組んだ。

《取組の概要》各学年でテーマごとに分かれ、テーマに沿った探求的活動に取り組んでいく。
3年生・・・これまで積み重ねてきたホタルの飼育を通して地域環境の調査研究を行い調査結果をデータとして資料をまとめた。

4年生・・・3年生での学習を発展させ自然環境の保全と望ましい姿まで広げて考え、地域の調査活動を行った。

5年生・・・地域の森の活用から地域防災について調査を行いこれからの住みよい大林について学習を進めた。

6年生・・・地域の盆踊りの継承活動と文化遺産の未来への継承を関連付けながら大林に住む主体として考えを深める取り組みを行った。特に地域に復活伝承されている「熊谷踊り」の継承に取り組み、学校のリーダーとして全校で踊ることができるよう活動を広げた。これは運動会で披露された。また、大林地域で豊かに住まうことへの先人の願いを調べ、小学校の創成期の大地域の方々の取組を絵本として製作することができた。

来年度の活動計画

令和3年度の取組計画

新型コロナウィルス感染症の拡大により令和2年度の学習活動の取組は困難であった。

令和3年度においてもその影響が残ると予想される。そのような中で新型コロナウィルスの脅威を抑制しつつSDGsに関連した学びを今後も継続していくことを検討しているところである。

3年生・・・「ほたるプロジェクト」の継続を通して大林地域の自然の豊かさをとらえ今後の維持発展を考える。

4年生・・・「ほたるプロジェクト」の発展てきな学びを通して、具体的に地域環境に働きかける取組をおこなう。

5年生・・・4年生までの地域環境の学習をベースとしながら、古くから守り育ててこられた森林資源の実際について学び、先人の願いを学ぶとともにこれから果たす役割を考え実践に結び付ける。

6年生・・・これまでの学びを総合し、地域に伝わる豊かな自然と歴史文化を継承し、自分たちの生活に生かす実践に取り組む。継承されている「熊谷踊り」には全校で踊ることができるよう取組を進める。