2019年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

環境, 世界遺産・地域の文化財等

本校では、「郷土教育」を本校の特色ある教育活動ととらえ、学年に応じてふるさとを心に刻む教育を実践してきた。郷土の自然、伝統、文化、産業などから学習を構築し、郷土丹生川のよさを知り、希望と誇りをもちそれらを受け継いでいこうとする児童の育成のために、特に丹生川の特色である農業生産活動を核とし実践した。第21回米・食味分析鑑定コンクール木更津大会において、5年生の栽培した米が金賞を受賞した。春から秋にかけては低学年は生活科、中高学年は総合的な学習を中心に学習を行ってきた。冬、2月はクロスカントリースキーを全校で取り組む。このように、丹生川の自然や産業、文化などの教育的資源を生かし、地域と密着した学習を継続することにより、ESD教育を推進し、「心豊かでたくましく進んで実践する子」を育むことをめざした。

来年度の活動計画

低学年「丹生川を知ろう」
 ・丹生川で栽培されている野菜を育てて収穫する喜びを味わう。

 ・学校周辺の探検や遠足を通して、丹生川への理解を広げる。
 ・学校近くのデイサービスに通うお年寄りとの交流を図る。

中学年「丹生川のじまんを知ろう」

 ・丹生川の自慢のトマト栽培や花づくりを通して、地域に密着した学習を行う。

高学年「丹生川の良さを再発見しよう」

 ・丹生川に伝わる祭りや伝統文化、歴史などにふれる学習を通して将来にわたって 住んでいる丹生川の良さに気付き、丹生川の誇りと愛着を育んでいきたい。