2020年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

環境, 世界遺産・地域の文化財等, 国際理解, 平和, 人権, 持続可能な生産と消費

本校は昨年に引き続き、「地域住民との交流、および地域貢献」、「地元石川の魅力発信」の2つを活動テーマとして、ESDを持続可能な地域づくり担う人材の育成のため教育と捉えた。ESDの実践を通して、生命・人権尊重の精神のもと自他を敬愛する「豊かな人間性」、および広い視野をもち自ら律し相互に協調する「豊かな社会性」の育成を目標として活動した。

具体的には、「地域住民との交流、および地域貢献」に関連することとして、①通学路の清掃活動、②校区地域の雪かき活動、

「地元石川の魅力発信」に関連することとして、③新聞作成を行った。

 

① 通学路の清掃活動

生徒がゴミを拾ってビニール袋に入れながら登校し、到着後に生徒会執行部がゴミの分別を行った。この活動により意識が高まり、その後も自主的に地域のゴミを拾いを行っている生徒も多くいる。

② 校区地域の雪かき活動

100名をこえるボランティア登録生徒を少人数のグループに分け、放課後にお年寄りや体の不自由な方の自宅の周辺の雪かきを行った。生徒自身のボランティア精神の促進とともに、地域へ貢献することの達成感へつなげることができた。

 

③ 新聞作成

1年生は野田地区調べの新聞、2年生は金沢地区調べの新聞、3年生は石川県のPR新聞の作成を行った。1、2年生においては、班で決めたテーマにそって、書籍やインターネットでの調べ学習、及び、実際に見学を行う校外学習を行い、成果をまとめた。3年生は、新聞について紙面の構成や記事の読み取り、新聞に関する理解を深めた。その上で、地元石川県に関する新聞記事を作成し、PR新聞の作成を行った。

来年度の活動計画

令和3年度も引き続き、「地域住民との交流、および地域貢献」、「地元石川の魅力発信」の2つを活動テーマとして、ESDを持続可能な地域づくり担う人材の育成のため教育に取り組む予定である。具体的には、・清掃活動、・雪かき活動、・新聞作成を行う。これらの活動に関しては、教師側からの一方的な指示ではなく、活動範囲や内容などを生徒が主体的に考えながら自ら提案できるような方策をとっていきたい。