2021年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

減災・防災, 環境, 文化多様性, 国際理解, 平和, 人権, 持続可能な生産と消費

本校は「自立・共生・貢献」を学校理念として、ESDを持続可能な世界・日本・見附市について考え行動する生徒を育成する場と捉えている。ESDの実践を通して、地域に目を向け地域の一員として持続可能な社会に貢献するために、自ら考え主体的に活動する生徒を育てることを目標とした。具体的には、①SDGsの学習、②平和学習、③防災・減災学習に関わる活動を行った。

①SDGsの学習

3年生では、総合的な学習の時間にユニクロが行っている難民に服を届ける活動“届けよう、服のチカラ”プロジェクトに参加した。このプロジェクトはSDGsの目標12「つくる責任つかう責任」に関連した活動で参加型学習プログラムになっており、生徒たちが主体となって、着なくなった子供服を自分たちで回収し、難民など服を必要とする人々に届けた。この活動から難民の現状について知るとともに、協力してくださった地域の方々に感謝し、今後地域に貢献しようとする意識を高めた。

②平和学習

2年生では、NPO法人原爆先生から講師をお招きし、被爆体験を聞き、平和の尊さについて考えを深めた。

③防災・減災学習

1年生では、地域の防災マップを参考に、水害に対する対策を考え、マイタイムラインを作成した。地域の一員として自分ができることを学んだ。

来年度の活動計画

総合的な学習の活動を中心に、「地域から学び、地域を考え、地域に働きかける」ことに取り組んでいく。具体的には、1年生の防災学習や2年生の平和学習、3年生の起業体験活動を通して、他人との関係性、社会との関係性、自然環境との関係性を認識し、「関わり」「つながり」を尊重できる個人を育むことを目指していく。また、今年度のようにSDGsの視点を取り入れた活動もさらに広げていきたい。